Special Issue
チェーンストアソリューション「SWEETS」導入事例/上海连隽商务咨询有限公司 新鋭ベンチャーの急速な成長戦略を支えるチェーンストアソリューション
2016/09/28 19:55
週刊BCN 2016年09月19日vol.1645掲載
社 名:上海连隽商务咨询有限公司
事 業:コーヒーショップチェーン
売上高:8000万元(2016年12月期予想)
従業員:400人
製 品:SWEETS
導 入:2015年
产品项目总监
同社がSWEETSを導入したのは15年10月。「大きな課題を抱える前に、ハイスピードな成長戦略を実現する基盤をつくる必要があった」とCoffee Boxの周晓庆・产品项目总监はその理由を説明する。「当社は“中国のスターバックス”を目指し、中国最大のコーヒーの宅配ブランドになる。そのためには属人的な技能に依存せずに店舗を急拡大する仕組みを早い段階で整えるべきだと考えた」(周・产品项目总监)
Coffee BoxによるSWEETSの利用はマスタデータにはじまり、購買、原価、在庫、レシピ、配送、店舗売上と基本的な管理機能群だ。例えば購買管理では、通常のコーヒーショップに必要なコーヒー豆や牛乳、砂糖などの食材はもちろん、ストロー、紙ナプキンといった各種用品、さらに宅配時にコーヒーの味や香り、温度を淹れたての状態に保つ揺れに強い独自設計のカップや箱など200種類以上の材料の発注が本部と店舗、倉庫間を飛び交う。日々の適正な数量は店舗ごとにSWEETSに蓄積した過去のデータから算出され、本部から発注計画が店舗に伝えられる。最終的な発注は店長に任せられるが、経験や能力に大きく依存することなく判断することができる仕組みだ。適正な発注業務は食材のロスを減らし、効率的な配送頻度を可能とするため、「導入前に比べると少なくとも20%はコスト削減を実現した」(周・产品项目总监)とその効果は大きい。
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