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<SYNNEX ICT Conference 2015 TOKYO>【Diamond Sponsor】ASUS JAPAN株式会社 三つの製品カテゴリを軸に法人ビジネスをさらに強化 世界初のフリップ型Chromebookで市場を牽引、法人向けPC市場にも新参入

2015/11/05 19:55

週刊BCN 2015年11月02日vol.1602掲載

 ASUS JAPANの法人ビジネスを担当するコーポレート事業部は、今年で発足6年目を迎えました。2015年は主に三つの製品群に注力し、製品投入および将来を見据えたビジネスプランを策定して参りました。

鈴木真二
コーポレート事業部
事業部長
 一つ目が、SIMフリースマートフォン。販売台数ナンバーワンを誇る「ZenFone」を中心として、SIMフリースマートフォンは現在、主にBtoCの分野で非常に好調な売れ行きをみせています。コーポレート事業部で営業支援をしているMVNO様にも積極的にZenFoneをお取扱いいただけており、今後もその動きは継続するでしょう。さらに、法人企業様向けにはBYODを促進するかたちでビジネスモデルを構築する予定です。

 二つ目はグーグルのChrome OSを搭載したモバイルノートPC「Chromebook」。ASUSでは「ASUS Chrome」シリーズとして、Chromebookの提供を昨年8月に開始しました。とくに教育市場向けに導入が進みつつあり、過去累計で30校以上の販売を実施しました。また今年10月には、画面が360度回転するフリップ型10インチChromebook「ASUS Chromebook Flip C100PA」を、世界で初めて発売し、非常に多くの引き合いをいただいています。さらに、イスラエルのEricomが提供するデスクトップ仮想化アプリ「Ericom AccessNow」をバンドルしたASUS Chromebook Flip C100PAも、世界に先駆けて日本と英国で販売することも決定しています。ASUS JAPANコーポレート事業部はこうしたソフトウェアベンダーとの協業を昨年より強化しておりますが、今年度も引き続き強化していく方針です。

 三つ目は、法人企業様を想定したWindows Professional搭載PC「ASUS PRO」シリーズ。本格的に法人向けPC市場に参入するにあたり、その準備期間に数年を費やしました。製品の品質だけではなく、法人企業のお客様が安心してご利用いただける環境(標準長期保証)、法人専用のコールセンター窓口の準備を含め、サポート体制全般の見直しを行いました。ASUSの法人市場向けの新たなブランドの立ち上げです。

 ASUS JAPANコーポレート事業部はパートナー様との協業も重視し、今年12月に新たなパートナー制度として「ASUS Partner Program」を発足いたします。われわれの提供するハードウェアに、お客様の問題点や悩みを改善・解決するSIer、ISVを中心としたパートナーネットワークです。ASUSが日本の法人ビジネス市場で競争力をもつメーカーに成長するためは、明確な役割分担が必要だと考えています。われわれがハードウェア開発、販売に専念し、ASUS Partnerがソリューションカットでわれわれが専念しきれない部分を補っていく。これがまさしくシンプルなWin-Winを築く相互関係ではないかと考えます。今後もぜひASUS JAPANコーポレート事業部にご期待いただければと思っています。

ASUS Proシリーズの「P2420」(写真上)と「ASUS Chromebook Flip c100」(写真下)
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ASUS JAPAN=http://www.asus.com/jp/