Special Issue
デル 超高速パフォーマンスを実現する「Microsoft SQL Server SSD Appliance」 SQL Server専任チームの配置で顧客の課題に素早く対応
2015/06/26 19:55
週刊BCN 2015年06月29日vol.1585掲載
最新の接続インターフェースを
業界に先駆けて採用
サービス営業統括本部
コンサルティング部
シニア・ソリューション・
アーキテクト
「データの増大でDBのパフォーマンスが低下することは、ユーザーにとって大きな課題。CPUやメモリの性能は進化を続けているのに比べ、ストレージのI/O性能が頭打ちとなっていた。SQL Server 2012以降では、内部ストレージでの冗長化が可能となり、高速なNVMeで内部ストレージを生かした非常に高いパフォーマンスを、可用性を保ちながら実現できるようになってきた」と、田中雄一・エンドユーザコンピューティング・テクノロジーサービス本部シニア・テクニカル・コンサルタントは説明する。
デルでは、この最新技術を注ぎ込んだアプライアンスを、マイクロソフトと共同でチューニング・検証し、要件に応じた最適な構成・設定で提供できるようにしている。
処理を格段に高速化
さまざまなビジネスで効果を発揮
エンドユーザ
コンピューティング・
テクノロジーサービス本部
シニア・テクニカル・
コンサルタント
「実際にユーザーからは、30分を要していた処理が1分以内で終わるようになったという声もいただいている。処理の高速化で、業務そのものの効率化や、残業時間削減にもつながっている」と、野上友和・サービス営業統括本部コンサルティング部シニア・ソリューション・アーキテクトはパフォーマンスを強調する。
処理の高速化は、ビッグデータ分析などの用途でも大きな効果を発揮する。分析に要する時間が短縮されれば、条件を変えて何度も繰り返し試行でき、精度を高めることが可能になる。野上シニア・ソリューション・アーキテクトは、「データ量が増大している分野、例えば地図データや位置情報を生かしたサービス、また電子カルテの普及が進みつつある医療分野なども、われわれが注目している市場。もちろん業種業界を問わず、データを分析・活用してビジネスの成長に役立てていくBI分野も、まだまだ伸びていくだろう」と分析する。
日本国内の専任チームを配置
ユーザーへのさまざまな支援が可能
デルのアプライアンスの特徴は、単に高速パフォーマンスを実現するだけではない。同社が日本国内でSQL Serverの専任チームを抱えていることから、顧客環境のアセスメントからサイジング提案まで、迅速に行うことができる点も大きなポイントだ。チームは、長年にわたってSQL Serverを専門に手がけており、さまざまなかたちでユーザーの支援に取り組んでいる。 田中シニア・テクニカル・コンサルタントは、「SQL Serverの存在によって、DBは昔に比べて一般的な存在となってきたといえる。DBそのものの問題だけでなく、その周辺に存在する課題にもDB技術が有効な場合がある」としている。
さらに野上シニア・ソリューション・アーキテクトは、「われわれは、顧客の課題発見からハードウェアの組み立てまで一連の流れを大事にしたサービスを展開している。データベースにまつわる課題が多様化した結果、一つの企業だけで対応できないケースも増えてきているはず。そういうときには、ぜひ、デルのSQL Server関連サービスを活用していただきたい」との考えを示している。
マイクロソフトからのエンドース
SQL Server 2005の延長サポートが 2016年4月12日に終了します。この機会に、SQL Server SSD Applianceを利用して複数のSQL Server 2005を統合してはいかがでしょうか。SQL Server 2014では、データを高度に圧縮可能なカラムストアも利用できますので、フラッシュストレージと組み合わせることでさらなる高速処理も可能になります。日本マイクロソフト株式会社
エグゼクティブ プロダクト マネージャー
北川 剛
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