Special Issue
トランスウエア 機能で選ばれるOffice 365のメール誤送信対策とアーカイブ「Active! gate SS」「Active! vault SS」
2015/05/14 19:55
週刊BCN 2015年05月11日vol.1578掲載
選ばれる理由は「他社にはない機能」
営業本部
法人営業部
課長
似たようなサービスは他社も手がけているが、トランスウエアのサービスが選ばれる理由は、豊富で柔軟な機能にある。Active! gate SSは、「送信メールの一時保留」「添付ファイルの暗号化」「添付ファイルのウェブダウンロード」「Bcc強制変換」「送信拒否」「時間差配信」「上司承認」の七つの機能を備えている。メールを通じた情報漏えいを予防するだけでなく、添付ファイルの扱いを容易にしているのがポイントだ。
「他社との最大の違いは、ファイルの暗号化とウェブダウンロードを使い分けできること。また、一つの宛先ごとに個別の設定ができる。暗号化機能では通常、パスワード付きZIPファイルを使うが、ZIP添付ファイル拒否や容量制限をしている相手には、他の形式で添付したり、本文から切り離してウェブでダウンロードできるようにする。設定に応じて自動で処理されるので、ユーザーは通常通りにファイルを添付して送るだけでよい」と松井克・営業本部法人営業部課長は利点を説明する。
アーカイブデータを毎月無償でメディアで送付
一方、Active! vault SSはOffice 365やGoogle Apps、Active! gate SSと連携するほか、日本語の管理画面・検索機能、アーカイブのリアルタイム検索、管理者と検索ユーザーの権限分離などの機能に加え、アーカイブ期間(1年、3年、5年)に応じた料金プランが用意され、さらに毎月のメールデータをブルーレイディスクで送付するサービスも標準で提供している。「とくに無償でのデータ送付サービスは他社にないユニークなもの。メールのアーカイブを行っていても、実際にアーカイブを検索するのは、ほぼ必要なときだけ。まして数年前までさかのぼるケースは滅多にない。だが、クラウドサービスに対して、『データが手元にないこと』を不安に感じるユーザーも少なくない。期限が過ぎてアーカイブから消去された古いデータも、手元に保管しているメディアから調べることができる」と松井課長はいう。
Office 365のリセラーに付加価値が高い
こうした機能の数々は、ユーザーのニーズを取り入れて対応してきた成果だという。松井課長は、「クラウドサービスは、なかなかユーザーの要望に応じてくれない印象があるが、当社の技術部門は、われわれ営業部門の要求にもよく対応してくれた」と話す。柔軟な対応は、契約期間にも現れている。Office 365やGoogle Appsを導入している企業が、追加でActive! gate SSやActive! vault SSを導入する場合、年間契約の更新月を揃えられるよう、最初の年だけ1年未満の契約期間に設定することが可能だ。また、Active! vault SSのアーカイブ期間についてもカスタマイズ契約をしているユーザーがいるという。例えば1年ごとに更新する契約を扱っている企業では、更新前に顧客とのやり取りがあるので、前回の更新前を振り返るにはアーカイブ期間が1年だと少し足りないことになる。そこで、こうしたユーザーには、13か月という期間を特別にカスタマイズして提供しているのだ。
松井課長は、「Office 365は、Officeスイートのライセンス管理の負担を解消するために導入するケースも多いが、移行すればメールアーカイブやメール誤送信防止などのソリューションも必要となってくる。Office 365の標準のアーカイブサービスなどは、コスト面で不便も多く、その点、当社のサービスはOffice 365のリセラーにとって付加価値が高いはず」と自信をみせている。
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