Special Issue
パートナーのクラウドビジネス拡大を支援 マーケティングからテクニカルまで幅広い支援メニューを提供
2015/04/16 19:55
週刊BCN 2015年04月13日vol.1575掲載
エコシステムのさらなる強化を目指し
パートナー支援メニューを拡充
第五営業本部長
新しいPSPでは、従来のプログラムが提供してきたマーケティングサポートに加え、提案ツールや導入事例を提供する「セールスサポート」、提案導入の支援から検証環境を提供する「テクニカルサポート」、営業担当者やSEに向けた勉強会を開催する「トレーニングサポート」、技術者に向けた「情報提供」を新たに追加した。深川実生・第五営業本部営業推進部門担当部長は、「当社の商材は通信からシステム系へ、より上位のレイヤに移行している。おつき合いするパートナーも、ネットワークエンジニアからシステムエンジニアに変わっている。これまでサービスカットで提供していたサービスプログラムを体系化し、ワンストップでお届けするためのリニューアルだ」と、リニューアルに伴うパートナーのメリットを説明する。
パートナーの強みを組み合わせた
クラウドビジネスを推進
第五営業本部
営業推進部門
担当部長
現在、PSPのパートナー数は100社に上るが、プログラムのリニューアルを契機に「早い段階で200社まで拡大を目指す」(楠木本部長)という。同時に、プログラムで扱うパッケージ数もさらに拡大していく。
エンドユーザー企業のクラウド化によって、SIerのなかにはビジネスサイズが小さくなる不安を抱えているパートナーも多い。しかし、深川担当部長は「VPNやMVNOといった、われわれのICTサービスをうまく活用することで、ビジネスサイズを縮小することなくクラウドビジネスに取り組むことも可能だ。NTTコミュニケーションズとの協業をチャンスとして捉え、クラウドビジネスを推進してほしい」と強調する。
PSPのリニューアルから半年の間で、パートナーに向けたさまざまなイベントを、全国で60回開催してきたというNTT Com。パートナーのビジネスチャンスを拡大するため、今後も協業プログラムを積極的に拡充していくことを計画している。
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