Special Issue
デル リプレースに最適なサーバー Dell PowerEdge SMBのワークスタイル変革でさらに存在感を高める
2014/12/22 19:55
週刊BCN 2014年12月22日vol.1560掲載
約8000社のニーズを反映した製品
100人未満の企業で導入が進む
デルのサーバーは、Dell PowerEdge T110 llで2万9800円から、Dell PowerEdge T320で9万5980円からというリーズナブルな価格設定によるコストメリット(期間限定でさらなるディスカウントキャンペーンも実施)、工具なしでサーバー内にあるパーツの着脱が可能というメンテナンスのしやすさ、騒音レベルが標準的なデスクトップPCと同程度のすぐれた静音設計、さらには業界標準技術を採用していてトラブルが生じても標準パーツで問題を解決するなど、サーバー1台でユーザー企業のさまざまな要望を満たしている。石垣浩輔・マーケティング統括本部エンタープライズサービス&ソリューションマーケティング本部サーバーブランドマネージャーは、「ワールドワイドで当社のサーバーを導入したユーザー企業を中心に、およそ8000社のニーズを吸い上げて製品化しているため、ユーザー目線での工夫が数多く施されている」としている。 マーケティング統括本部
エンタープライズサービス&
ソリューションマーケティング本部
サーバーブランド
マネージャー
SMBのなかでも、とくに100人未満の企業で導入が進んでいるという。調査会社のIDCによれば、100人未満の企業向けの販売では、2014年第2、第3四半期と連続でデルがトップシェアを獲得している※。「2014年第1四半期は物流の関係でトップを明け渡したが、その後の結果はお客様からの信頼の表れであると考えている」と、石垣マネージャーは説明する。
旧OSのサポート終了を好機に
地方を中心に新規顧客の開拓へ
デルでは、Dell PowerEdge T110 llとDell PowerEdge T320によって、SMBを中心に着々とユーザー企業を獲得しているが、石垣マネージャーは「まだまだ需要を掘り起こすことができる」と断言する。というのも、Windows Server 2003のサポートが2015年7月15日(日本時間)に終了するものの、現時点も使い続けている企業が多いからだ。「とくに、地方ではWindows Server 2003を使っている企業や団体が多い」と、石垣マネージャーはみている。 サーバーのリプレースを促すために、デルが打ち出しているのは、サーバーと、ほかの製品・サービスを組み合わせて仕立てたソリューションを提供することだ。サーバーOS「Windows Server 2012」は、外出先からのアプリケーションアクセス、社内ネットワークへのリモートアクセス、デスクトップ仮想化など、いつでも、どこでも、どのようなデバイスでも業務が可能な環境を実現する機能が強化されている。石垣マネージャーは、「新機能を生かすために、ワークスタイルの変革を提案している」という。
サーバーのリプレース促進に向けて、ワークスタイルの変革を打ち出しているデル。それを実現するため、石垣マネージャーは「当社のサーバーを使ってワークスタイルの変革を実現するソリューションを販売パートナーとともに創造していきたい」との考えを示している。現段階では、直接販売の比率が圧倒的に高いが「将来的には、直販と、販売パートナーを経由した間接販売の比率を半々にする」との方針も打ち出している。Windows Server 2003のサポート終了に向けた新規顧客の開拓を契機に、一気にパートナービジネスの加速を図る。これを実現し、国内SMB向けサーバー市場での確固たる地位を不動のものにしようとしている。
*出典:IDC, Worldwide Quarterly x86 Server Tracker 2014Q3
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