Special Issue
<業務改革ソリューション特集>応研 三つの優位性で課題を解決する「大臣エンタープライズ」 販売パートナーには高収益モデルを提供
2014/10/16 19:55
週刊BCN 2014年10月13日vol.1550掲載
「柔軟性」「継続性」「拡張性」を実現 SMBのノウハウを中堅・大企業版に生かす
大臣エンタープライズプロジェクトチーフマネージャー
応研は、SMB(中堅・中小企業)向けに、基幹業務システム「大臣NX」シリーズや、ERP「大臣ERP」シリーズなどを提供している。さまざまなユーザー層にパッケージを提供しているノウハウを生かし、従来はスクラッチ開発が必要だった機能をパッケージのなかに組み込んだ。さらに、大量データの高速処理や強固なセキュリティを実現し、中堅・大企業でも導入できる製品につくり上げた。
工数削減で開発パートナーを支援 SIビジネスに高収益モデルを提供
大臣エンタープライズプロジェクトマネージャー
プラグイン機能によってカスタマイズが必要な部分だけを開発して、差し込み・差し替えができる。また、画面にダイアログを表示したり、ファンクションボタンを追加したりすることができる。ユーザー企業の個別のロジックをプラグインするビジュアルアイテム機能によって、伝票入力画面を開発する必要がなくなり、開発工数を大幅に改善する。さらに、アドオンの開発を支援する機能も提供している。
貞平マネージャーは、「多くの開発パートナーからSE(システムエンジニア)のリソースが足りず、多くの案件に対応できないという声が上がっていた。開発パートナーが短期間で開発できる環境を整えることが重要だと判断した」と、SDKの提供理由を説明する。
パートナーとともに市場を開拓 ビジネスマッチングの支援も
ユーザー企業と開発パートナーの双方に高いメリットを提供する大臣エンタープライズ。末永チーフマネージャーは、その拡販策について、「開発パートナーとともに市場を開拓していく」と力強く語る。現在、大臣エンタープライズの販売パートナー制度「DEC(大臣エンタープライズ・コンサルティング・パートナー)」として17社を確保。ともに拡販するとともに、「DECとリセラー(販売パートナー)を結びつけるビジネスマッチングも実現したい」(末永チーフマネージャー)という。
すでに引き合いは140~150件に上り、そのうち20社程度に納入している。スクラッチ開発からパッケージに移行しながらも、求める機能を自由に追加でき、開発工数の削減でSEのリソース不足を解決できる大臣エンタープライズは、ユーザー企業と開発パートナーの業務改革を実現する製品といえる。
応研 エンタープライズプロジェクトチーム
TEL:03-3299-0789
MAIL:enterprise@ohken.co.jp
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