Special Issue
バッファロー 低価格 スマートスイッチで統合管理の普及へ 充実したラインアップの「BS-GS」シリーズ
2014/10/02 19:55
週刊BCN 2014年09月29日vol.1548掲載
7モデルのラインアップを用意 価格は1万4800円からに設定
BBSマーケティンググループ
鷲野哲也氏
インテリジェント/ノンインテリジェント 双方のスイッチのリプレースを促進
スマートスイッチのリーズナブル化によって、バッファローが狙っているのは2点。今までSNMPを使用して管理を行いたかったが、高価なため導入が進まなかったインテリジェントスイッチに代わって、スマートスイッチによる需要の開拓。また、管理したくてもできなかった、オフィス内でデスクの集合体ごとに配置されたスイッチ「島HUB(島ハブ)」の統合管理だ。鷲野氏は、「なかでも、島ハブのリプレースを促す」という。通常、オフィスでは管理機能を搭載していない製品を島ハブに設置している。島ごとにインテリジェントスイッチを設置すると莫大なコストがかかるからだ。「ユーザー企業のネットワーク管理者は社内のすべてのネットワークを管理したいとの意識がある。『管理機能搭載のスイッチは高い』という理由で導入を断念していたユーザー企業が、今回の製品で無理なく導入できるのではないか」と、鷲野氏は捉えている。島ハブのリプレースが増えることは、販売パートナーにとってもビジネスチャンスになる。鷲野氏は、「島ハブにコストをかけることができないという理由からリプレースが少なかった。これが、国内スイッチ市場を成熟させた原因になっていた。今回の新製品であるスマートスイッチの投入で他社製品からの乗り換えを促進できる」と訴える。
バッファローのスイッチ関連ビジネスは堅調で「売り上げは、前年比10~20%増で推移している」と、鷲野氏は胸を張る。社内のコアネットワークのリプレースに加え、今後は島ハブのリプレースの促進双方にスマートスイッチを提案し、ネットワーク統合管理の普及に寄与することで「ユーザーの負担を軽減することができる」(鷲野氏)と自信をみせている。
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