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<IT資産管理・情報漏えい対策特集>ますます導入機運が高まるIT資産管理 情報漏えい対策やライセンス監査に対応
2014/07/31 15:49
週刊BCN 2014年07月28日vol.1540掲載
また、企業は、ライセンス管理以外にも、利用ソフトウェアのバージョン管理、パッチ適用などのシステム構築・運用環境の改善を図ることでオペレーションコストの削減につなげる「SAM(ソフトウェア資産管理)」の実現にもますます関心を高めており、IT資産管理ツールの導入機運がますます高まっているわけだが、そのなかで各メーカーは新しい製品・サービスを市場に投入することで、さらに需要を掘り起こそうとしている。
エムオーテックスは、2年ぶりのバージョンアップとなる「LanScope Cat Ver.8.0」を今年5月に発売。クオリティソフトは、PC&モバイル端末のIT資産やセキュリティを維持・管理する「ISM CloudOne」の提供に力を注いでいる。
6月には、Skyが、サーバー監査機能(オプション)とレポート機能を強化したほか、マイクロソフトのクラウド版グループウェアサービス「Office 365」の操作ログ収集機能などを追加した「SKYSEA Client View Ver.9.2」を発売。インターコムも、WindowsとMacのクライアント端末を一元管理できる「MaLion 4」に加え、クラウド版「MaLion Cloud(Ver.4.0)」の提供を6月に開始している。
IT資産管理ツールは、社会環境の変化や製品の機能拡充によって、需要の底上げが期待されているだけに、ITベンダーにとって、さらにビジネスを拡大できる商材といえそうだ。
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