Special Issue
<IT資産管理・情報漏えい対策特集>インターコム セキュリティと資産管理機能をオールインワンで提供 WindowsとMacを一元管理する「MaLion」
2014/07/31 19:55
週刊BCN 2014年07月28日vol.1540掲載
Windowsと同じ感覚でMac端末も管理
代表取締役社長
兼営業本部長
従来、企業システムの多くはWindows環境向けに開発され、一部のクリエイティブ業務を除くと、企業で利用するパソコンのほとんどはWindowsだった。ところが最近は、ウェブベースのアプリケーションが普及してきたこともあって、Macを業務に使う企業が増加している。鴨田尚之・営業本部ソリューション営業部クライアント管理グループ係長は、「Macの存在が資産管理上の課題になるケースが増えている」と指摘する。「これまでは、たとえ業務でMacを利用していても、社内の資産管理の対象外になっていたり、別のMac用ツールを使って管理していたりという企業がほとんどだった。MacをWindowsと同じように管理したいというニーズの高まりから、『MaLion』の引き合いは非常に多い」という。
企業の資産管理に必要な機能をオールインワンで提供
営業本部
ソリューション営業部
クライアント管理グループ 係長
鴨田係長は「他社製品は、アラカルトのようにさまざまな機能を組み合わせて提供しているタイプが多いが、そうした製品は機能の必要・不要という要件定義に時間がかかり、さらに導入後に機能を加える際の費用負担が大きい。『MaLion』の場合、機能をオールインワンで提供するので利用状況の変化にも柔軟に対応できる」と、「MaLion」の強みを語る。さまざまなセキュリティ機能をオールインワンにしていることで、ログ取得によって発覚したセキュリティ上の課題に対し、「MaLion」で制限できるようになる。機能ありきではなく、実際の運用に応じて利用できるのだ。
鴨田係長は、「『MaLion』は、オンプレミスとクラウドの両方を選択できるので、さまざまな規模や業種の企業が利用している。導入企業は、Mac端末の利用比率が高い出版社やソフト開発会社、広告デザイン会社をはじめ、ネット関連企業、通信事業者、製造業など、多岐にわたる。これまで使ってきた資産管理ツールを見直すときに、Macも一元管理しようと『MaLion』にリプレースする企業も増えている」という。
ワークスタイルの変化に幅広く対応
インターコムは今後、WindowsとMac、オンプレミスとクラウドの両方に対応しているという大きな特徴を生かし、販社経由で「MaLion」の拡販に取り組む。「ワークスタイルの変化もあって、企業のなかでWindows以外のデバイスの割合は今後さらに増えていく。『オフィスでのMacの利用』や『Macの仮想環境のなかでWindowsを利用』など、さまざまな利用形態があるなかで、企業の資産管理とセキュリティ対策を『MaLion』で広く支援していきたい」と、鴨田係長は意気込みを示した。- 1
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