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ソフトバンクBB スマートデバイス時代に最適な「BBWorksかんたんWiFi」 ――機器購入ではなくサービス! 簡単3ステップで導入可能!

2014/01/30 19:55

週刊BCN 2014年01月27日vol.1515掲載

 常に新しいサービスを創造し続けているソフトバンクBB。その一つとして、「BBWorks」というブランドでクラウドを中心に法人向けサービスを提供しているが、2014年2月1日、「BBWorksかんたんWiFi」の提供を開始し、ユーザー企業がスマートフォンやタブレット端末などスマートデバイスをさらに有効活用できる環境を整える。このサービスは、短期間で簡単にWi-Fi環境の導入を実現するほか、同時に提供を開始する「BBWorksかんたんVPN」を併用すれば、セキュアなアクセスも可能となる。他社のサービスと比べて低コストという点も魅力だ。販社にとっては、これまでWi-Fi環境の導入を悩んでいた中堅、中小企業を新規顧客として開拓可能となる。スマートデバイス時代に最適なサービスとして注目を集めそうだ。

スマートデバイスに必須のWi-Fi環境
短期間で簡単な導入を実現

コマース&サービス本部
本多晋弥 統括部長
 「BBWorksかんたんWiFi」は、スマートデバイスを利用する際に必須となるWi-Fi環境を迅速に構築するサービスだ。ユーザー企業は、契約時にレンタルでアクセスポイント端末を提供してもらい、アクセスポイントを設置するだけでWi-Fi環境を導入することができるという簡単さが特徴だ。また、単なる機器レンタルサービスではなく、クラウドサービスとしてユーザー企業がWi-Fi環境を安定的に利用することができるよう、基本設定をはじめ、不正侵入を防ぐセキュリティの設定、最新パッチの更新、導入後の運用や稼働状況の監視なども行う。

 コマース&サービス本部の本多晋弥統括部長は「スマートデバイスの導入にあたり、社内のWi-Fi化を検討したものの、機器購入や運用管理費用の問題から導入を先送りしている企業や、すでに家電量販店などでルータを購入しWi-Fi環境を構築できているが、セキュリティに不安を抱えている中小企業も多いのではないか」と捉えている。通常Wi-Fi環境を準備するとなると、機器購入、導入作業や運用保守費用などが必要となる。とくに高いセキュリティレベルを考慮したWi-Fi導入には運用保守が必須となるため、スマートデバイスを業務で有効活用したいと考える企業のITコストを押し上げている。本多統括部長は、「当社は、スマートデバイスを使った新しいワークスタイルを法人市場で普及させようとしている。スマートデバイスの用途を提案することも必要だが、それだけではなく、ネットワークインフラのWi-Fi環境を浸透させることも重要なポイントだと判断した」としている。

 料金は、初期費用が1アクセスポイントあたり2万円、利用料金が年額5万4000円。他社が提供しているWi-Fi機器導入・運用費用と比べると3分の1程度で利用できることになる。またオプションで、交換用のスタンバイ機(年額1万8000円)、24時間365日のサポート(窓口利用料が年額1万2000円)も用意している。適切なアクセスポイントの台数や設置場所を提案する支援サービス「サイトサーベイサービス」も安価に提供している。

 対象ユーザーとして、ドラッグストアや不動産会社、モバイルショップ、外食チェーンなど多地域に店舗を構える小売業のほか、自動車工場やアパレルショップをもつ製造業、学校や学習塾など教育機関を想定。本多統括部長は、「ネットワークインフラに予算をかけずにスマートデバイスでワークスタイルを変革したいと考えているユーザー企業に最適」と強調する。



セキュアにつなぐ「かんたんVPN」
Wi-Fiとの組み合わせで最強の環境に

 「BBWorksかんたんWiFi」の提供に伴って、ソフトバンクBBが同時に提供を開始するのが「BBWorksかんたんVPN」だ。

 「BBWorksかんたんVPN」は、VPN環境をクラウドサービスとして提供するもの。ユーザー企業は、VPNルータを設置するだけでセキュアで安全な環境を整備して社内ネットワークにアクセスすることができる。料金は、初期費用がVPNルータ1台あたり1万円、年額利用料が24万円と、このサービスも低コストで利用することができる。オプションで、VPNルータ1台の冗長で年額3万6000円、24時間365日のサポート窓口利用料が年額2万4000円。デバイスをVPN環境で利用するために必要なVPNソフトウェアが10デバイスあたり7万2000円からとなっている。

 最大の強みは、「BBWorksかんたんWiFi」と組み合わせることによって、スマートデバイスからでもセキュリティレベルの高いアクセスが可能になることだ。製造業であれば本社と工場間、小売業であれば本部と店舗間や取引先とのデータのやり取りに適している。

 スマートデバイスを有効活用する拠点に「BBWorksかんたんWiFi」、別の拠点とセキュアにつなぐために「BBWorksかんたんVPN」を導入することで、強固なネットワークインフラを実現できるというわけだ。本多統括部長は、「クラウドサービスでVPNを提供するので、ユーザー企業の情報システム担当者に負担がかからないサービスに仕上げている」とアピールしている。

新しいワークスタイルの提案へ
売りやすいモデルで販社支援にも

 ソフトバンクBBは、法人市場でタブレット端末を中心とするスマートデバイスの利用環境を普及させるために、「BBWorks」というブランドでサービスを創造することに力を入れている。第一弾のサービスとして提供したのが、日本マイクロソフトとの協業で実現した「BBWorks Office 365」だ。

 第二弾としてイー・アクセスの通信網を利用したMVNOとして、法人向けモバイルデータ通信サービス「BBWorks Mobile powered by EMOBILE」を提供している。

 今回第三弾のサービスとして取り扱いを開始する「BBWorksかんたんWiFi」と「BBWorksかんたんVPN」は、網屋との協業によってサービス化を実現した。来春には高速通信が可能な次世代規格「IEEE802.11ac」対応のアクセスポイントの提供を予定している。機器購入ではなくサービスである「BBWorksかんたんWiFi」は新規格への対応が可能な点も見逃せない。

 同社は、ユーザー企業と販売パートナーともに満足するサービスを創造することで、スマートデバイス時代の新しい業務のあり方を追求していく。




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外部リンク

ソフトバンクBB=http://bbworks.jp/kantan/