Special Issue

<セキュリティソリューション特集>注目を浴びるIT資産管理 新しいツールが続々と登場

2012/10/25 19:56

週刊BCN 2012年10月22日vol.1453掲載

【エムオーテックス】
ソフトウェア資産管理(SAM)に大きな強み
豊富なノウハウでユーザー企業の資産管理を改善

 企業・組織が保有するあらゆるソフトウェアをきちんと管理することは、情報セキュリティ面、財務データの信頼性、ビジネスの継続性、社会的信用、いずれの面から見ても大変重要だ。

 エムオーテックス(MOTEX)は、ソフトウェア資産管理(SAM)において高い評価を得ているメーカーである。MOTEXが提供するIT資産管理ツール「LanScope Cat」は2011年、資産管理機能やサポート体制の充実が評価され、マイクロソフト社の「マイクロソフトパートナーネットワーク」のSAM分野で、上位資格「Gold Software Asset Management」を取得した。そして新たに展開しているサービスが、台帳管理システム「SARMS」と「LanScope Cat」の連携ソリューションだ。

 「SARMS+Cat」の特長は大きく2点ある。一つは、SAMの国際規格である「ISO/IEC 19770-1」及び「ソフトウェア資産管理基準」をクリアしている点、もう一点が大規模環境であっても“実際に運用できる”仕組みである。

 ソフトウェアは無形資産のため管理が難しいと言われ、多くの組織で正しい管理が行われていないのが実態だ。具体的な要因として、管理のリアルタイム性を保つのが難しい、管理工数がかかりすぎるといった問題があげられる。

 そのような課題を解決する「SARMS+Cat」の仕組みはこうだ。まず、「Lan Scope Cat」が全PCの資産情報を自動で収集。ソフトウェアのインストール・アンインストールが必要な場合、社員が各自SARMS上で申請する。“ソフトウェア情報”と“台帳の内容”が突合され、相違があれば齟齬情報として管理者に問題点・解決方法を記載したメールが自動で届く。

 「SARMS+Cat」は現在石川県庁で導入され、成果をあげている。PC15000台以上、ソフトウェア20万本以上の資産を無理なく適正に管理できているというから驚きだ。石川県庁のSAMは、ソフトウェア資産管理評価認定協会であるSAMACから高い評価を受け、他の自治体から視察の依頼が多数寄せられている。

 石川県庁の成功事例からもわかるように、戦略的なSAMを実現するには、管理ツールの選定を重視すべきだ。その点、豊富な専門知識と実績をもつMOTEXなら安心して任せられるだろう。MOTEXでは、SAMのノウハウをユーザー企業の資産管理に活かしてもらうことを目的に、全国でSAMの活用方法を紹介するセミナーを開催している。また情報セキュリティEXPOのMOTEXブースにて、SAMコンサルタントに自社の管理体制を診断してもらえる。いずれも無料のサービスなので、積極的に利用してはどうか。



エムオーテックス=http://www.motex.co.jp/

■ 石川県庁導入事例=http://www.motex.co.jp/cat7/casestudy/casestudy001.html
■ SARMS=http://www.sarms.jp/
■ 情報セキュリティEXPO MOTEX出展情報=http://www.motex.co.jp/event/expo2012_au.html

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外部リンク

Sky=http://www.skygroup.jp/

エムオーテックス=http://www.motex.co.jp/

インターコム=http://www.intercom.co.jp/