Special Issue

ワークフロー製品の用途が拡大、企業の重要ツールへ

2012/06/25 15:49

 ワークフロー製品は、多階層の承認プロセスを経て、最終的に決裁までに至るフローを管理するツールだ。最近の企業の内部統制強化やコンプライアンスの高まりによって、紙ドキュメントによる承認プロセスの手続きフローをワークフロー製品で行い、ペーパレス化する傾向が強まっている。

 また、iPhone/iPadの登場以来、社内にあるパソコンだけでなく、社外から「スマートデバイス」で承認・決裁するニーズが高まり、クラウド化されたワークフロー製品の存在感も増している。調査会社ノークリサーチによれば、ワークフロー製品の守備範囲は、経費精算など限られた稟議・申請・承認・決裁の用途から、業務フロー全般を対象とした用途へと拡大しているという。基幹システムとの連携など、企業システムの重要なツールになりつつあり、さらなる需要が期待されている。

▼注目のワークフロー製品
日立中国ソリューションズの「Hi-PerBT ウェブ申請」
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