Special Issue
<ユーザーに安心・安全を届ける フィルタリング大特集> スマートデバイスの普及やデータ量の増大で市場に新たな可能性
2012/05/10 19:55
週刊BCN 2012年05月21日vol.1432掲載
クラウド型サービスに大きな可能性
フィルタリング市場の活況の背景には、端末の多様化やデータ量の増大に加え、SMB市場の開拓がしやすいクラウド型フィルタリングサービスの登場がある。フィルタリングの主要ベンダーは、今、スマートフォンやタブレットを中心とするスマートデバイスに対応する製品の開発や、クラウド型サービスの展開に取り組んでいる。フィルタリング製品のSaaS化は、とくにSMB市場開拓には有効なアプローチになる。SMBでは、IT予算やIT管理に携わる人的リソースが限られていることから、セキュリティ対策の優先順位としては、まずアンチウイルスなどを導入し、フィルタリングの導入は後回しにされることが多い。そんな状況下で、フィルタリングのベンダーは、低コストで導入することができるクラウド型サービスをSMBに訴求することで、ビジネスを拡大することができるだろう。
下のリンクからアクセスできる「ユーザーに安心・安全を届ける フィルタリング大特集」では、フィルタリングの有力ベンダーの取り組みを紹介する。各社はどのような手で、製品をユーザー企業に訴求し、他社との差異化を図っているのか。有力ベンダーの最新の動きを追った。
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