Special Issue
<セキュリティソリューション特集>スマートフォン、USB利用が需要を後押し トータル製品にニーズ高まる
2011/02/24 19:56
週刊BCN 2011年02月21日vol.1371掲載
キヤノンITソリューションズ
誤送信防止機能を追加、対策万全に
サブスクリプションモデルを開始
セキュリティソリューション事業部 セキュリティ企画部 古市睦郎 氏 |
「GUARDIANWALL」の新バージョンは「ver7.4」で、前バージョンからは「電子メール誤送信対策機能」が加わった。セキュリティソリューション事業部セキュリティ企画部の古市睦郎氏は、「電子メールの一斉送信で、同じ名前の“宛先誤り”の事故が増えている。一般的に言われているのは、誤って送信したことを送信直後に気づいている」という。
このため「Ver7.4」では、誤送信直後にメール送信者自身で取り消し削除ができる「電子メールの一時保留機能」を搭載。「この機能だけで、多くの誤送信を未然に防げるし、一定時間を経過したあとに自動送信されるため、操作忘れによりメールが送信されない問題も発生しない」(同)という。
この保留機能で、大部分の誤送信は防げるが、万が一、重要情報が添付されたメールの誤送信に気づかずに送信された場合も、新機能となる「添付ファイル自動暗号化機能」で情報漏えいの危険性を低くすることができる。この機能は、電子メールに添付したファイルに強度な暗号化が施され、誤って送られた先にある添付ファイルをパスワード付きの暗号化ファイルに変換できるというものだ。
一方、「WEBGUARDIAN」の新版「Ver.3.6」には、ビジネスパーソンの間で利用が拡大するSNSなどからの情報漏えいを防ぐために「ソーシャルウェブ閲覧機能」を追加した。古市氏は「TiwitterやGREEなどに発信したメッセージログを保存し、本文や添付ファイルを閲覧・監視することができる」と説明する。
「WEBGUARDIAN」だけでなく、今回のバージョンアップから「GURDIANWALL」もサブスクリプションを採用。企業・団体の規模に応じて必要なライセンスを選択することにより、初期投資を抑えることができる。
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