「Quality Gaaiho PDF Suite」は、企業のPDF作成・編集ニーズに応えるオールインワンツールだ。「コスト削減」「生産性向上」「安心のサポート」という三つの特徴から、企業導入が進んでいる。クオリティは「Quality Gaaiho PDF Suite」の販売パートナーへの支援を強化しており、この冬には「Quality Gaaiho PDF Suite」の販売パートナーに向けたアワードも予定している。

＜「Quality Gaaiho PDF Suite」の特徴＞
・コスト削減
・生産性向上
・安心のサポート

三つの特徴の機能で企業にとって使い勝手のいいツール

　PDFは、端末やOSなどに依存することなく、同一のイメージで表示できる。すでに完成しているPDFの“書類”を見ることができるビューワは無償で提供されており、別途アプリケーションなどを購入しなくてもいいことから、利用の幅を広げている。コンシューマはもちろん、法人市場でもコミュニケーション手段としても利用され始めているのだ。

　ビューワが無償で提供されているので、PDFを読むには何の問題もないのだが、以前から、PDFを作成・編集して積極的に社内のコミュニケーションに役立てたいという企業は多かった。しかし、これまでのPDFの作成・編集は価格が高く、すべてのPCに導入できるようなものではなかった。また、これらのツールは、PDFの作成・編集に必要な機能は網羅されているものの、すべてを使いこなすのは難しく、そこまでの機能は必要ないと考える企業も少なくなかったのである。

　こうした理由から、廉価版のソフトウェアやフリーソフトなどを導入するケースもあったが、販売停止や開発停止、そのほか、情報システム部門のサポート工数の増大を生んでしまっている。

　PDFの作成・編集に対する課題をもつ企業にとって、「コスト削減」「生産性向上」「安心のサポート」という特徴をもつ「Quality Gaaiho PDF Suite」は、企業のPDFツールとしては使い勝手のいいツール。PCベンダーも注目しており、2010年10月発売機種以降の富士通の法人向けパソコンには、「Quality Gaaiho PDF Suite」の評価版が搭載されている。

導入・運営コストの削減に効果大

　「Quality Gaaiho PDF Suite」は10ライセンスで6万2400円。1ライセンスあたり6000円強という価格設定。これまで、PDFの作成・編集を行うソフトは一般的に3万円程度のものが主流だったので、4分の1の価格で利用できることになる。ボリュームディスカウントもあるので、大量導入すれば、その効果はさらに大きいものになる。導入コストだけみても、大幅なコスト圧縮が実現できる。

　運用管理コストも有利だ。例えば、導入コストを考えて共有PCにPDF作成・編集ツールをインストールしている企業は多いが、これでは作業のために自席を離れ、慣れないPCでの作業を余儀なくされてしまう。もちろん、誰かがそのPCを使っている場合には、作業することができない。作業人日の増大や業務効率の低下を招いていた。「Quality Gaaiho PDF Suite」なら、導入コストを気にかけることなく、必要なPCに導入することができる。作業効率もアップすること間違いなしだ。

使いやすくて生産性向上、ファイルのやり取りも安全

　「Quality Gaaiho PDF Suite」は、Microsoft Wordなどのワープロソフト感覚で直接PDFの文書の作成・編集ができる。ワープロソフトを使ったことがあるユーザーなら、その操作にまず迷うことはない。PDF文書上に直接テキストを書き込むことができるほか、表組や画像、ハイパーリンクなどのデータを追加することもできる。さらに、ファイルの結合やページの抽出、回転などの機能をもつほか、レビューに役立つ注釈ツールも搭載している。また、パスワード保護や印刷禁止などを設定できるので、ファイルのやり取りも安全だ。

　このほか「Quality Gaaiho PDF Suite」は、PDFに「フォーム」を追加することができるので、注文書やアンケートなどで、必要な項目を直接書き込むことができるPDFファイルを作成することもできる。

脆弱性対策も施され、セキュリティ面も万全

　PDFは、PCやスマートフォンなど端末を選ばず閲覧できるため、幅広く使われている。文字や画像のほか、FlashやJavaScript、動画などを埋め込むことができるので、さまざまな用途で活用されている。一方で、脆弱性も問題視されている。FlashやJavaScriptを埋め込める仕様が脆弱性を生み出す要因となっており、悪意のあるコードを埋め込まれたPDF「PDFウイルス」も出現している。これらのPDFは、開いただけでウイルスに感染し、セキュリティの脅威となっているのだ。PDFは便利な半面、安全なファイル形式ではなくなりつつあるのである。

　「Quality Gaaiho PDF Suite」は、PDFを安全に扱えるよう「脆弱性対策機能」が付加される予定だ。実は、「Quality Gaaiho PDF Suite」を開発・販売しているクオリティはセキュリティベンダーとしても知られており、セキュリティに関するノウハウの蓄積がある。そのノウハウをつぎ込んで、安全にPDFを閲覧できるようにしているという訳だ。「Quality Gaaiho PDF Suite」を使えば、PDFウイルスなどの脅威におびえ、PDFを閲覧することができないということはなくなる。安全に情報共有するためにも「Quality Gaaiho PDF Suite」は欠かせないツールとなるだろう。

万全のサポートで安心、10年以上のサポート実績

　「Quality Gaaiho PDF Suite」を提供しているクオリティは、ビジネスドキュメントを手軽にPDFに変換するツール「DocuCom PDF Driver」や業務システムに組み込めるPDF変換サーバ「DocuCom PDF Server」を提供してきた。10年以上におよぶサポート実績は、ユーザー企業からの信頼を勝ち得ている。PDFへの深い知識に加え、このサポート実績があるからこそ、「Quality Gaaiho PDF Suite」を安心して導入できるのだ。

販売店も「Quality Gaaiho PDF Suite」に注目

　「Quality Gaaiho PDF Suite」に注目しているのは、ユーザー企業だけではない。販売パートナーも新しい商材として注目している。

　その理由として、「Quality Gaaiho PDF Suite」は非常にわかりやすい製品で、かつ市場ニーズがある点が挙げられる。「Quality Gaaiho PDF Suite」をノッキングツールとして使うことで、顧客企業の課題を引き出し、新たな提案につなげることができるのだ。

　例えば、こんな事例がある。大手製造業のA社は、社内に図面やメモなど多くの資料が存在し、それらを電子化して管理したいと考えていた。紙の資料では保存場所も確保しなければならないうえ、必要に応じてすぐに取り出せるというものではないからだ。本社管理なのか、支店で管理している図面なのかはすぐにわかっても、図面そのものを確認するまでは、膨大な手間がかかってしまう。PDFにすれば、本社・拠点を問わず、どこからでも参照できる。

　しかも案件ごとに必要な書類をひとまとめにすることで、検索性も向上し、必要な時に必要なデータを簡単に探せるようになる。このA社で採用されたのが、「Quality Gaaiho PDF Suite」だった。「Quality Gaaiho PDF Suite」なら、複数のファイルをまとめて一つのPDFファイルをつくることができる。セキュリティが万全なので、保存する際も安心というわけだ。


　また、B2Cのビジネスを行っているB社では、アンケートに「Quality Gaaiho PDF Suite」を活用している。フォーム入りのPDFを使ったアンケートは、集計が非常に容易で、作業工数の短縮が実現しているという。

　PDFの作成・編集ソフトを探していたC社は、10本程度の導入を考えていたが、「Quality Gaaiho PDF Suite」の利便性やコストパフォーマンスの高さから100本の導入に切り替えた。

　クオリティでは、「Quality Gaaiho PDF Suite」の拡販を目指し、販売しやすい環境を整えるための活動を続けている。また、導入事例や販売方法、提案アイデアなども募集している。この冬にはパートナーの事例を集め、優秀な事例をアワードとして表彰する予定だ。これらの事例は、ほかの販売パートナーやユーザー企業にも大いに参考になるはずだ。