Special Issue
ネットワンパートナーズ、サーバー統合・仮想化提案の強みを生かし、パートナー企業との協業を加速
2010/07/29 19:55
週刊BCN 2010年07月26日vol.1343掲載
高度な技術力と最高水準の
保守・運用管理サービスを提供
営業推進部 金井朗子 シニアマーケティングエキスパート |
パートナー第2営業本部 第2営業部 営業第2チーム 森一喜セールスエキスパート |
チャネル販売以外でも、パートナー企業との協業で新たなソリューションを共同開発するミッションを推進する。「代表的な実績として、シスコのサービス統合ルーターとパートナーのもつファシリティー管理ソフトを組み合わせたオフィス向け省エネソリューションを、共同でビジネス展開しています」と、金井氏は語る。また、パートナー第2営業本部のセールス 森一喜氏は、「ネットワングループのデモ・検証設備であるテクニカルセンターや品質管理センターなどの施設ツアーを通して、弊社の技術体制や品質管理体制をパートナー企業様にご理解いただき、お客様の要望やターゲット、志向などに合わせて販売戦略の構築を支援しています」と語る。
高品質なトータルソリューションの
提案をサポート
「サーバーを統合し、仮想化を使った効率の高いシステムを実現したい」という要件に対して、サーバー、アプリケーション、仮想化ソフトの提供までは提案できても、ネットワークに関するノウハウがないため、ネットワーク機器の設計・導入の提案を見送ったり、外部サービスに頼らざるを得なかったりするリセラーは少なくないだろう。このような場面で、高いスキルと豊富な実績をもつネットワンパートナーズの支援を受けることで、高品質なソリューションのユーザーへの一括提案が可能となる。営業推進部でデータセンタービジネス推進を担う三木太氏は「パートナー企業様がもつ高度なコンサルティング力やアプリケーション開発力と、ネットワンパートナーズの提供するプラットフォーム技術を合わせることで競争力は倍加され、よりよいサービスが提案できるようになります」とメリットを強調する。仮想化を中心とするクラウド時代のシステムでは、アプリケーションを構築してから必要なプラットフォームを考えるという従来の手法は通じなくなりつつある。クラウドシステムでは、仮想環境下で、ストレージ、サーバー、ネットワークのリソースを適切に分配して動作・運用させる高度な技術力が要求されるからだ。「ネットワングループなら、長年培ってきた技術力を背景に、システムが適切に動作するDCネットワーク環境が提供できます。仮想環境に最適な設計と、弊社で安定動作を検証したソリューションを提供し、保守・運用までライフサイクル全般を支援する体制を整えています」(三木氏)。
仮想化システム構築や
DCサービスなどの構築を支援
もちろん、小規模なシステム案件だけでなく、中規模・大規模システムの統合にも対応する。大規模システムのパイロット導入やスモールスタート案件も増えているという。データセンターの構築案件、サーバーシステムのリプレース案件を抱えているリセラーは、ネットワンパートナーズとタッグを組むことでハードウェアからネットワーク構築、運用まで含めたフレキシブルな提案が可能となるだろう。営業推進部 三木太 シニアマーケティング エキスパート |
サーバー統合・仮想化案件やデータセンター案件が増えるにつれ、1社のリセラーですべてを提案できるケースは少なくなりつつある。厳しい競争に勝ち残っていくためには、いかに総合力を発揮できるかが鍵になるが、ネットワンパートナーズは自社の強みを補強する強力な後ろ盾になるだろう。ネットワンパートナーズのサポート範囲は全国に及び、昨年西日本営業本部を開設したほか、東日本も含めて地域SIerへの支援にも注力していく考えだ。「ネットワークの提案や、統合・仮想化といったデータセンターソリューションの提案でお困りのパートナー企業をサポートしていきます」と三木氏は力強く抱負を語る。
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