Special Issue
ディーリンクジャパン 医療情報ネットワーク構築に大きく貢献
2010/05/31 19:56
「DWS-4026」に「DWL-8600AP」を接続することで、「複数台数のアクセスポイントDWL-8600APをDWS-4026にて集中管理でき、管理者の負荷が軽減できます。このような日本医療情報学会の広い会場内で、複数のロケーションに高速な無線ネットワークを提供するのに最も適した製品です。また、アクセスポイントが常に最適なチャンネルや転送出力に自動調整され、帯域内で最も安全で安定した通信が行えるようになります」と、石原氏は説明する。加えて、「DWS-4026」の不正AP検出やユーザー認証、各種統計情報のモニタリングなどの機能と「DWL-8600AP」の組み合わせで、「ビジネス環境に高パフォーマンスと高セキュリティを実現します」と訴える。
Jami2010構成図
機能と価格、そして熱意で信頼を得る
ディーリンクジャパンが日本医療情報学会主催の大会に参画するようになったのは、2006年。原教授は、「研究開発用テストベッド・ネットワークJGN2を利用した遠隔医療用に石原さんが製品を提案してきた。リーズナブルな価格なのに機能がすぐれている点、そして何より熱心に対応してくれたことに惹かれました」と、当時を振り返る。また、「もちろん、ディーリンクさんが常に製品開発を進めているので、続けて採用しているのです」と付け加える。製品開発の成果は、今回の製品にもあらわれている。「DWS-4026」と「DWL-8600AP」は、ともにネットワーク機器としてすぐれた機能を備えているだけでなく、先進の省電力性能をもつ。とくに「DWL-8600AP」は、音声データの受信時に効率的にデータを返信し、VoIP電話が必要な音声データを送信するまで一時的に動作を停止するなど、既存の省電力機能に比べ、さらに効率的な省電力を実現している。
原教授との出会いについて、石原氏は「原教授が製品を採用してくださったことで、当社は立ち上げから軌道に乗ったといっても過言ではありません」と感謝する。石原氏と原教授は、2005年のディーリンクジャパン会社設立以来の長い付き合いだ。教授の推進する日本版EHRにはIPv6が不可欠としている。「ディーリンク製品はIPv6にも対応しており、いつも最適な製品を提供してくれるんです。」と評価する。
ディーリンクジャパンは、長崎や札幌などで医療関連の案件を獲得した実績をもつ。医療情報学会の学術大会の成功を裏方として支えてきたという実績も踏まえれば、今後、ディーリンクジャパンは医療業界をフィールドにして、大きな飛躍をみせることだろう。
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