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<ソフトウェア資産管理特集>企業は大丈夫か? ソフトウェア資産管理に商機アリ

2010/02/25 19:56

週刊BCN 2010年02月22日vol.1322掲載

エムオーテックス
「LanScope Cat6」最新Ver6.4.0.0
資産管理機能の大幅強化でユーザー企業のSAMを実現

 昨今、SAMに課題を持つシステム管理者が増えているという。企業活動に必要なPC関連機器やアプリケーションの管理が煩雑になる一方で、それを適正に管理できていない、また管理していても手間がかかる、という課題を抱えているためだ。それに加えて、大手ソフトウェアメーカーが違法コピーを防止するためライセンス管理の摘発を強化してきており、管理者の負担が大きくなっているのが現状だ。

 そんな中、エムオーテックスが市場に投入した「LanScope Cat6 Ver6.4.0.0」は、管理者の課題を解決する資産管理機能が搭載されていると注目を集めている。

 「LanScope Cat6」は言わずと知れたネットワークセキュリティ統合管理ツールのトップシェア製品で、全国5,000社以上の企業に導入されている。ログ監視からIT資産管理、ファイル配布などネットワークセキュリティに必要な機能をワンパッケージで実装している。そのため、アプリケーションのインストール・アンインストール状況からPC単位での稼働率まで、ライフサイクル全般を同製品でカバーできる点に大きなメリットを感じているユーザー企業が多いという。

 「Ver6.4.0.0」ではあらゆるソフトウェアに対応した「ライセンス管理機能」を実装した。ライセンスの数え方はメーカー毎に異なるため、今まで単にインストール情報を収集するだけのツールでは購入したライセンス数をどれだけ消費しているのかを手動で計算しなくてはならなかった。その課題を、同製品ではグルーピング機能で解決している。バージョン違いのソフトウェアもライセンス消費対象だけ適正に管理でき、SAMが簡単に実現するというわけだ。

 また、新たに搭載された「全資産管理」機能では、社内の資産をすべて一元管理したいというユーザーからのニーズに応えた。PCはもちろんプリンタやルータ、HUBなどPC周辺機器まで一画面で管理でき、CSVファイルに書き出すことで社内にある全資産台帳が一括で作成できる。

 これらの強化機能に加え、SAMの観点から改めて見直されているCat6の優位性が導入負荷の軽さだ。資産管理は、当然のことながらネットワークの状態をリアルタイムに収集し続ける仕様が必要だが、そのため導入した途端クライアントPCの動きが重くなり業務に支障が出てしまった、という話もよく聞く。Cat6は、常駐エージェントメモリは他社製品に比べ3分の1、ネットワーク負荷に関しては10分の1以下という軽さだ。安定稼働実績はPC4万台環境に達しており、特にシステム担当者から高い評価を得ている。

 今後資産管理ツールますます企業活動に必須のソリューションとなり、その中でCat6の勢力はさらに大きくなるであろう。




エムオーテックス=http://www.motex.co.jp/

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