Special Issue
<セキュリティソリューション特集>ニーズ対応で機能強化相次ぐ
2010/01/26 19:56
週刊BCN 2010年01月11日vol.1316掲載
デジタルアーツ
情報セキュリティのフロントランナーへ
製品強化と販売網拡充で大きく飛躍する
方向性を固めた09年フィルタリングソフトで名を馳せているデジタルアーツは、情報セキュリティ関連のフロントランナーへの変革を遂げようとしている。
経営企画部 マーケティング課長 木野和宏氏 |
販売面では、販社へ販売パートナーへの支援制度を強化。経営企画部マーケティング課長の木野和宏氏は、「販売パートナー様のSE(システムエンジニア)に対するトレーニングや勉強会を充実させるなど、ソリューション提供を展開しやすい環境を整えました」とアピールする。
飛躍をめざす10年へ
取締役COO 高橋則行氏 |
製品のポジショニングは、09年に引き続き、情報セキュリティのフロントランナーとして加速。「機能強化として、メジャーバージョンアップを計画しています」(高橋氏)。他社製品との連携を踏まえたアライアンスについては、「多くの問い合わせがあり、連携ソリューションのラインアップ拡充を実現します」と、木野氏は断言。加えて、「今後は、クラウドも視野に入れます」と、高橋氏はサービス型モデル提供の本格化を示唆している。
販売面では、「常に支援プログラムの強化を意識し、販売パートナー様を増やしていきます」(木野氏)という。販売パートナー数は現段階で200社程度。これを400社規模にまで引き上げる方針で、「アライアンスを組んだメーカー様の販売パートナー様経由での拡販も図っていきたいと考えています」と、木野氏は新たな商流の構築を模索している。
情報セキュリティのフロントランナーとして躍進するデジタルアーツ。そのために他社とのアライアンスによる製品連携で事業領域の拡大を図っている点は、付加価値が提供できることから販売パートナーにとってもメリットが大きいといえそうだ。販売パートナーと確固たる絆を固め、今後も成長することは間違いないだろう。
デジタルアーツ=http://www.daj.jp/
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