Special Issue
<Microsoft Innovation Award 2008>受賞企業
2008/12/08 19:55
週刊BCN 2008年12月08日vol.1263掲載
株式会社アプレッソ
http://www.appresso.com/
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連携をノンプログラミングで実現
「DataSpider Servista(データスパイダー サービスタ)」は、散在する企業システムやデータを有機的に連携し、共通のプラットフォーム上で最適に活用するデータ連携ソリューション。従来のExcel/SQL Server/Active Directoryへの接続アダプタに加え、OpenXMLに対応したExcel 2007アダプタ、SQL Server 2005アダプタを開発し、取引先や社内とのデータ交換およびデータ連携において、SAPやメインフレーム、Notesなどアプリケーションやデータ形式を問わず、シームレスにデータをノン・プログラミングで連携することができる。今後もマイクロソフト製品を活用し、“グラフィカル、スピーディー、高品質”なパッケージソフトウェアの開発・販売・保守を通じて、企業のIT活用を支援していく。
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ビバコンピュータ株式会社
http://www.viva.co.jp/
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デジタル画像色解析システム
デジタル画像色解析システム「Feelimage Analyzer」は、色および画像を解析し、画像に含まれている色名や主要色の抽出、 色立体における色名の分布、画素の分布、画像のマッピングなどを実現できる。
このリアルタイム配置、高速描画を実現するために、活用しているのが「DirectX」で、開発環境はMicrosoft Visual Studio 2005を利用している。
現在は、基盤技術の確立から応用へと進化しつつあり、デザイン、自動車や家電などの生産工程管理に向けて、事業パートナーとともに応用化に取り組んでいる。今後はグローバルな展開も視野に入れ、急速に進歩するコンピュータ社会に対して、画像検索エンジンをはじめ、革新的なコア技術を用いた最適なソリューションを提供していく予定だ。
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株式会社ストローハット
http://www.straw-hat.jp/
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地域医療機関の連携、IT化
異なる医療機関同士によるシステム連携が課題となる中、「InfoPath地域連携パスシステム」は、Microsoft Officeを活用し、地域医療機関の連携を推進する。
マイクロソフトの医療に対する取り組みに共感を得たことが応募のきっかけとなったが、Microsoft Officeの持つ「マルチベンダー性」「使い慣れたインターフェース」は、現場からのボトムアップによる“真のIT化”を実現する切り口であると考えていた。その考えを具現化するため、パッケージの開発には、XMLデータ生成ツールであるInfoPathのほか、常に最新の技術を駆使している。今後もOfficeによる地域連携の促進を目指し、各地域に赴き、Microsoftの医療チームと協業しながら、開かれた日本の医療、福祉、ヘルスケア業界の確立に貢献していく。
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ユニバーサルロボット株式会社
http://www.urobot.co.jp/
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Windows Mobile端末の情報を保護
ソフトウェアでロボットをつくる「ソフトウェア・ロボティクス」の普及を目指し、知能ソフトウェアとして開発、製品化したのが「Windows Mobile用静脈認証ソフトウェア」だ。
携帯電話のカメラで、自然光によって撮影した画像から静脈特徴を抽出し、高精度に認証。端末のCPUでも動作可能なサイズの軽いソフトウェアを開発。“携帯では世界でオンリーワン”を実現した。
すでに、Windows Mobile6.0への実装が完了。 今後は台湾HTC社製端末への組み込み、国内キャリアからの販売を予定。海外展開も計画中だ。将来のクラウドコンピューティングのエントリーキーとしての個人認証に向けて、多様なアプリケーションとの連携に磨きをかける。
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