Special Issue

<付加価値プリンタ特集>プリンティングソリューションが選定のカギ

2008/08/27 19:56

週刊BCN 2008年08月25日vol.1248掲載

エプソン販売
高生産性・高信頼性とエコロジーをうたう
一般OA・業種用途で活躍するビジネスインクジェットプリンタ

幅広いラインアップで適材適所の提案を

 エプソン販売は、ビジネスインクジェットプリンタ、ページプリンタ・複合機のほか、レシート・ラベル用のミニプリンタや大判インクジェットプリンタまで、印刷にかかわる幅広い商品ラインアップを有している。これにより、ユーザーニーズにあわせて適材適所の提案を行っている。例えば、セキュリティ印刷や基幹システムとの連携を模索しているユーザーにはページプリンタ・複合機を、環境配慮を意識し、かつ、オフィスでの手軽なカラー印刷や特殊用紙への印刷用途を要望しているユーザーであれば、ビジネスインクジェットプリンタの提案を行うなど、ユーザーの課題に合わせて幅広く提案できるのが、同社の強みと言える。

 その中でも注目を集めているのが、ビジネスインクジェットプリンタである。エプソン販売では、SOHO、中小企業の一般OA用途、官公庁・大企業の部門、業種など、幅広い市場に対し、それぞれのニーズに対応できるものとしてビジネスインクジェットプリンタを提案している。

 ビジネスインクジェットプリンタは、インクを用紙に吹き付ける非接触印刷であるため、チラシや厚紙印刷、薬袋、薬情報のカラー印刷などレーザープリンタでは対応が難しいさまざまなメディアに柔軟に対応できる。つまり、医療、飲食、流通業などの業種・業態の課題に対して最適な提案ができるのだ。

 さらに、インクを吹き付けるビジネスインクジェットプリンタは、トナーを定着させるために発熱を余儀なくされる一般的なカラーレーザープリンタと比べて大幅に消費電力が削減できる。そのため、環境問題への取り組みが進んでいる官公庁や大企業などにも提案しやすい商材となっている。また、接地面積が非常に小さくても設置可能なため、一般オフィスはもちろん、店舗のバックヤードや窓口業務など、活用シーンを広げている。

高生産性・高信頼性など基本性能が高い「PX-B500」

 基本性能においても一般的なレーザープリンタと同等の基本性能を備えている。例えば、「PX-B500」は、カラー/モノクロともに最速37枚/分、最大給紙容量650枚を実現。総印刷枚数10万枚の高信頼・高耐久性の設計を実現したほか、A4カラー文書の印刷費用は1枚あたり約4.8円となっており、ランニングコストの低減も実現する。

 ビジネスインクジェットプリンタ市場は、非常に多くのメーカーが参入し始めている。しかし、提供されているプロダクトをみると、コンシューマ機の延長線上にあるものが多く、高生産性・高信頼性を訴求するケースは少ない。ビジネスで本当に活用するためには、生産性・信頼性を確保することが非常に重要となる。

顧客ニーズに応えた最適な提案を実現

 もちろん「PX-B500」においても、コンシューマ機であるカラリオシリーズや業種用途の大判インクジェットプリンタなどで培ってきた画質・技術が生かされている。その上で、一般OAや業種用途を強く意識した設計を行い、ビジネスインクジェットプリンタとして提供されているのだ。コンシューマ/法人市場ともに展開し、そのノウハウが蓄積されている同社だからこそ、ビジネスで活用できるビジネスインクジェットプリンタが開発・提供できると言えよう。

 エプソン販売では、現在、期間限定で、今回紹介した「PX-B500」やページプリンタ・複合機、大判プリンタなどをキャンペーン価格で提供する「夏得!キャンペーン」(9月22日受け付け分まで)を実施している。さらに販売店がユーザーに対して最適な提案を行えるよう各種販促ツールなどを用意している。

 ユーザーの視点に立ち、製品ラインアップを揃え、パートナーの立場で販促支援を行い続ける同社の提案は、市場からも受け入れられている。提案商材で悩んでいるパートナーは、同社に声をかけてみてはいかがだろうか。


エプソン販売=http://offirio.jp/

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