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<セキュリティソリューション特集>情報システムだけではなくビジネスも守る(上)

2008/08/11 19:56

週刊BCN 2008年08月11日vol.1247掲載

エムオーテックス
使い勝手の向上を果たす
「LanScope Eco」はさらに「誰でも使える!!」ソフトウェアに

中小企業のニーズに応える「LanScope Eco」

 中小企業の課題を解決すべく、エムオーテックスが満を持して提供を開始した「LanScope Eco」。同社では評価版CDを用意するなど拡販につとめてきた。すでに2万枚を超える評価版CDが配布されており、ユーザーの声が届き始めている。その多くは「LanScope Eco」の評価に関するものだ。

 これまでも、ネットワークマネジメントを行いたいというニーズは高かったが、中小企業のニーズを満足させるものはなかった。さらに、ワークレポートやSFA、グループウェアなどポイントソリューションの導入を余儀なくされており、導入コスト増となっていた。そのような中、必要な機能を1つのソリューションで実現する「LanScope Eco」は、中小企業のニーズにマッチしたソリューションとして、高い評価を獲得している。

使う前につまずかないよう
インストールを容易に


 多くのユーザーの声に応える形で「LanScope Eco」のバージョンアップ版「LanScope Eco Ver1.3.0.0」がリリースされた。「誰でも使える!!」をコンセプトに開発された「LanScope Eco」は、インストールの仕方も大幅に改善されている。

 ユーザーから高い評価を得ている「LanScope Eco」だが、「インストール」がハードルとなり、「LanScope Eco」の試用に難色を示す企業もあった。実は、これまでの「LanScope Eco」は導入する際、「LanScope Eco」のインストール作業とは別に、IIS(Internet Information Service)のインストールが必要となっており、その作業に煩わしさを感じるユーザーもいたようだ。

 現在、「LanScope Eco」を活用している企業のほとんどは、試用版から利用している。ユーザー企業の中には「LanScope Ecoは、使ってみるとよさがわかるのに、インストールでつまずきそうだった」という声もある。

 いくら良質なソリューションであっても試してもらえなければ意味がない。そこで「簡単インストール」機能が追加されたのだ。

 「LanScope Eco Ver1.3.0.0」は、WebサーバーにApacheも採用した。そのため、IISのインストールが不要で、インストーラーだけで「LanScope Eco」の稼働に必要な機能をすべてインストールできるようになった。もちろん、IISにも対応しており、これまでと同様にIISを活用したいというユーザーも利用することができる。

 さらに、導入する際の設定項目を大幅に削減。基本的な設定は自動で行えるように導入画面も改良している。これらの機能改善により、これまでハードルとなっていた導入時の設定の煩わしさを大幅に軽減することに成功している。

使い勝手を向上させ訴求力を増す

 「LanScope Eco」は、単なるスケジュールの共有だけではなく、詳細な指示やノウハウの共有などを実現できる「マネジメントウェア」である。しかし、すべてのスケジュールがグループ全体に見えてしまうため、実際には入力しにくいといったケースもあった。「LanScope Eco Ver1.3.0.0」では、スケジュールの「公開/非公開」が選択できるようになり、プロジェクト参加者のみのスケジュール共有が可能になった。

 そのため、これまで以上に詳細にわたる指示や打ち合わせの設定なども、安心して入力することができる。

 また、PC資産管理機能ではLanScope Catのノウハウを活かし、任意に管理したい情報をインポートできるようになった。掲示板機能やプロジェクト管理機能なども強化され、より使い勝手のいいソフトウェアとなっている。

 「LanScope Eco」は、まさに誰もが「使える」ソフトウェアである。今後、「LanScope Eco」が、中小企業にさらに浸透していくことは間違いない。


エムオーテックス=http://www.lanscope.jp/eco/

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