日本ラドウェア
SaaSに最適なロードバランサー
段階的に拡張できる新プラットフォーム

業務アプリケーションはWebやSaaSに移行

　業務アプリケーションのWeb化が進んでいる。クライアントPCには、Webブラウザだけ搭載すればよく、アプリケーションソフトを別途インストールする必要がなくなっている。この潮流を加速させているのがSaaSだ。

　SaaSがトレンドとなっていく中、そのインフラを担うロードバランサーの重要性が認知されはじめた。SaaSは、企業内に設置・運用しているサーバー群もアウトソースできるため、企業のシステム管理者は、機器の保守・メンテナンスから解放され、本来業務に集中する時間が確保できる。一方、インフラのパフォーマンス・信頼性をこれまで以上に確保したいニーズがある。

　「SaaSは、多くの事例が登場し始めており、一気に拡充する可能性を十分に秘めています。SaaSの市場規模は年率20％ほどの成長を遂げる、という調査予測もあるほどです」と、マーケティング本部長の森茂人氏は語る。

顧客課題に応える「AppDirector OnDemand Switch」

　SaaSは、大手ソフトベンダーだけでなく、中堅・中小ソフトベンダーも参入しやすい市場と言われている。これまで請負を中心に事業展開してきたソフトウェアベンダーも、直接エンドユーザーにサービスを提供できるSaaSに注目しているのだ。そうなると、より問題になるのがロードバランサーのパフォーマンスであろう。

　サービス開始時は当然ユーザー数は少なく、スループットが問題となることもあまりない。そのため、エントリーモデルを採用しても十分に運用することはできるだろう。しかし、ユーザー数の増大とともに、この課題は重くのしかかる。ユーザーの増加によって、システムをリプレースしなければならないためだ。そのコストや実際のシステム上で問題なく稼働するかという検証などで、かなりの時間と工数を要し、企業にとってのインパクトも大きい。さらに、リプレース時にはサービス停止を余儀なくされるなど、ユーザーにもデメリットがある。

　そのような課題を解決するのが、ラドウェアの新プラットフォーム「AppDirector OnDemand Switch」だ。「AppDirector OnDemand Switch」は、ユーザーの求めるパフォーマンスをオンデマンドで提供できるソリューション。同一筐体でスループット200Mbpsから利用でき、最大4Gbpsまで拡張できるため、小規模から大規模まですべてをフォローする。

　リプレース時の課題である機器の入れ替えや検証作業は、一切不要。SaaSなど成長していくサービスを提供する企業にとって、最適なプラットフォームとなっている。さらに、「AppDirector OnDemand Switch」は、オプションで「侵入防御」や「DoSプロテクション」といったセキュリティ機能を付加することができる。セキュリティ面の不安から、SaaSの導入を躊躇している企業にとっても朗報といえるだろう。

　日本ラドウェアでは「グローバル負荷分散技術」を活用することで、事業継続といった課題にも応える。アベイラビリティ、パフォーマンス、セキュリティについてワールドワイドでノウハウを培う日本ラドウェアは、現在のニーズだけでなく、将来のニーズにも応える企業だ。SaaSとともに熱い注目を集める同社への期待は大きい。


日本ラドウェア＝http://www.radware.co.jp/