Special Feature
【2025年 新春インタビュー】サイボウズ グローバルで成功事例をつくる
2025/01/27 09:00
週刊BCN 2025年01月27日vol.2045掲載
──2024年には「kintone」に関してエンタープライズや大規模導入向け施策、新たなパートナー制度を開始した。状況はどうか。
予想以上の手応えだ。企業の情報システム部門の戦略に正面から組み込まれていると実感している。システム部門がIT人材の不足に悩む中で、DXのためにノーコードツールの導入を検討した結果、機能面、信頼性、拡張性が十分だとして、候補として残っているのではないだろうか。作成したアプリケーションやアクセス権の管理、パフォーマンスモニターといったガバナンス系の機能が充実している点も、入り込めている理由だと受け止めている。
一方で、(kintoneは)現場で使うものというイメージがあり、僕らもそれをうたってきたところがあるので、イメージを変えたい。ブランディングや販売体制を整える必要があるだろう。新たなパートナー制度の反応も上々だが、層が薄い面がある。大規模にデリバリーできるパートナーを開拓しなければならない。
大規模導入の促進に向けた新たな取り組みの一つに「セミオーダー」がある。ある程度パッケージ化されたものを、顧客に合わせてカスタマイズできる仕組みだ。メール共有オプションや掲示板といったグループウェア的な使い方も訴求し、「みんなでkintone」のような流れを促したい。
- 日本を「デジタル先進国」に戻す
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