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【2025年 新春インタビュー】ラクス 請求業務の電子化を強力に推進する

2025/01/13 09:00

週刊BCN 2025年01月13日vol.2044掲載


──2024年のビジネスはどうだったか。10月には新サービスの「楽楽請求」の販売も始まった。

 23年がインボイス制度や改正電子帳簿保存法の宥恕期間という法要件対応の追い風があり、24年は反動もある中で、さらに経費精算や請求書周りの電子化を推し進めていく1年だった。電子化、クラウド化は浸透したという感触もあり、25年はさらに追い風がないところを進めていかなければならない。業務の電子化は息の長いテーマではあるが、そこをいかに早く進められるかが重要だと感じている。
 
中村崇則
代表取締役

 楽楽請求は問い合わせや、既存のお客様からの引き合いも多く、そこにしっかりと応えたい。テレビCMなどを通じて認知度を高める計画で、今期から来期にかけ拡販に取り組む。請求書周りは紙でのやり取りをいかに電子化するかが重要な課題であり、市場は広がっている。市場が広がれば参入も増え、参入が増えることで市場はさらに広がる。ここから拡大の段階に入るだろう。

──今後の楽楽シリーズの開発、機能拡張の方向性は。

 生成AI、大規模言語モデル(LLM)に関しては、複雑な内容をアウトプットしたり、まとめたりといった作業には向いているが、レスポンスの速度が少し遅い面があり、単純なことをチェックするなど、即座の反応が求められる分野では使いにくさもある。そういったところには、機械学習、ディープラーニングで対応しつつ、LLMの使いどころを考えていかなければならない。
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  • 今後はクロスセル強化に注力

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外部リンク

ラクス=https://www.rakus.co.jp/