Special Feature
【2025年 新春インタビュー】TIS 先端デジタルと基幹刷新を重視
2025/01/13 09:00
週刊BCN 2025年01月13日vol.2044掲載
──2024年はTISインテックグループにとってどのような年だったか。
金融分野の大型案件の収束による反動減で、24年度上期(24年4~9月)の期初計画は減益だったが、産業分野や自社ソリューションを軸としたオファリング分野などほかの事業部門の努力によって増収増益で着地できた。金融分野も大型商談が進行中で、26年度までの3カ年中期経営計画の売上高目標6200億円、営業利益率13.1%に向けてまずまずのスタートが切れた。
──今後、伸びが期待できる事業領域はどこか。
生成AIの活用や世界規模のサプライチェーン構築、キャッシュレス化の一層の進展など、最先端のデジタル技術を駆使する場面は確実に増える。当社は先端デジタル分野の需要を積極的につかんでいくのはもちろん、既存の基幹システムを刷新する需要も重要視している。
基幹システムにおいては、脱ホスト、COBOL言語からJavaへ変換、クラウド移行、AIなど外部システムと連携するAPIの新設など継続的な手直しを行わなければ、先端デジタルをうまく活用できない。先端デジタルの活用が進めば進むほど基幹システム刷新需要は大きくなり、おそらく30年頃まで右肩上がりで伸びるとみている。
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