Special Feature
【2025年 新春インタビュー】NTTデータグループ 「質を伴った成長」に手応え
2025/01/13 09:00
週刊BCN 2025年01月13日vol.2044掲載
──2024年の総括を。
国内事業が堅調に伸び、NTTコミュニケーションズの海外データセンター(DC)事業の流れを汲む当社海外子会社のNTT Ltd.(NTTリミテッド)の事業も好調に推移した。25年度までの4カ年中期経営計画で掲げた連結売上高4兆円超は達成済みだが、営業利益率10%の目標にはまだ届いていおらず課題が残る。
──利益率の目標達成のかぎを握るのは。
海外事業の利益率を高めていく必要がある。スペインや南米での事業は好調ではあるものの、英国、ドイツ、オーストラリアは構造改革の途上にある。北米は過度なインフレの動向を警戒した企業の投資手控え、ドイツは景気停滞の外部要因の影響が大きい。ただ、北米については複数の大型案件の受注に向けた活動が活発化しており、改善が期待できる段階まできている。
──25年をキーワードで表すと何か。
「クオリティ・グロース」をキーワードに挙げたい。「質を伴った成長」「利益率を高めながら成長をしていく」の意味を込めており、全世界20万人近い従業員にクオリティ・グロースの意識が徐々に浸透しつつあると手応えを感じている。
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