Special Feature
【2025年 新春インタビュー】デル・テクノロジーズ チームジャパンでAIを盛り上げる
2025/01/06 09:00
週刊BCN 2025年01月06日vol.2043掲載
──2024年を振り返って。
生成AIにフォーカスした1年だった。5月のグローバルイベントで、企業に対してAIから価値を創造するフレームワークである「AI Factory」を発表し、その実践に注力してきた。AIは、多くのソリューションを組み合わせて実現する必要があり、特に重要なのがデータだ。データの整備が生成AIのかぎを握っている。AIを構成する最適なスタックを組み上げ、最適に動かすインフラの整備を支援してきた。
──国内企業の生成AI導入の状況は。
本格的な実装はまだこれからだろう。当社の調査では国内のエンタープライズ企業の約6割が実証段階で、これからいよいよ実装に入っていくことになる。基盤を支える中核のビジネスプロセスに生成AIを導入することで、より大きな価値創造に貢献できる。これを顧客企業と一緒に大きく進めていけたらと考えている。
──AIの実装支援で新たな取り組みは。
9月に東京に「AI Innovation Lab」を開設した。世界中のユースケースを蓄積し、どれが最適かの判断に貢献し、PoCができる設備も備えている。また、生成AIを活用する上で、顧客企業の一番の課題は人材だ。人材育成は急務で、ラボは最新テクノロジーを学ぶ場にもなっている。パートナーにも参画してもらい、チームジャパンでAIの活用を盛り上げる場として活用していきたい。
- マルチクラウドの実装で成果
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