Special Feature
【2025年 新春インタビュー】TD SYNNEX 高付加価値な領域で現実解を示す
2025/01/06 09:00
週刊BCN 2025年01月06日vol.2043掲載
──2024年はどのような年だったか。
良い部分、悪い部分の両面がある1年だった。コンシューマー向けPCのマーケットは毎月、前年同月比で10~20%ほど落ち込み続けた。そのマイナス部分を法人向けPCや新しいビジネスが埋め、リカバリーはできたが、大きく勝ち越すことはできなかったという感じだ。
当社は「ソリューションアグリゲーション」という従来のディストリビューションからさらに付加価値の高い領域へと向かっており、その実現につながり、かつ、コンセプト止まりでなく実行力のあるものをテーマとして、サービスや提案を進めている。その点では、ISVのクラウド化・SaaS化を後押しする「ISV Solution Factory」は、クラウド移行で困っている部分をお手伝いでき、ソリューションアグリゲーションとしての現実的なサービスを提供できた。25年に向けては、パートナーのAIビジネスを支援する「Destination AI」を日本に持って来られることもあり、ようやく現実解が出せるようになった1年だったと感じている。
11月にはアマゾン・ウェブ・サービス・ジャパンとの連携強化も発表した。これで3大ハイパースケーラーとの連携が整い、クラウド移行の際はデファクトスタンダードなプラットフォームをワンストップで提供できるようになる。
──24年はオフィスを移転した。
採用やメンバーのマインドセットをソリューションアグリゲーションの方向へシフトさせるための移転だ。社内のコミュニケーションは今まで以上に良くなり、都心部に移ったことで、お客様やパートナーとも「もっとコミュニケーションを取らなければ」という意識が高まっている。
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