Special Feature

上期注目のニュースをピックアップ IT需要は順調に推移 政府主導の取り組みも

2024/06/27 09:00

週刊BCN 2024年06月24日vol.2019掲載

 2024年上期は、IT業界のさらなる成長の時期となった。IT需要はグローバル、国内ともに順調に推移。テクノロジーの側面では引き続き生成AIが注目を集めており、各ベンダーからは生成AI製品や機能がリリースされ、企業での具体的な活用も始まりつつある。週刊BCN編集部が注目するニュースをピックアップし、主な出来事を紹介する。
 

Pick up1 デジタル庁
24年度後半に自治体向けSaaS調達サイトを開設へ

 デジタル庁は、自治体向けのSaaS調達専用ウェブサイト「デジタルマーケットプレイス(DMP)」の開設準備を進めている。ソフトウェアとその導入支援が調達対象。1月末までに約180社のベンダーや販売会社が仮サイトに登録しており、24年度後半に正式に運用を開始する予定だ。DMPによって、自治体側ではスムーズなSaaSの調達が可能になり、ベンダー側は自治体への営業機会が拡大するなどのメリットがあるという。
 
デジタル庁 吉田泰己 企画官

 具体的には、ソフトウェアを提供しているベンダーは自社製品を、販売会社は導入支援の内容を登録でき、登録が完了すると「カタログサイト」に掲載される。自治体は製品を選び、導入支援の内容を選択するというステップで調達先を絞り込む。入札手続きの簡略化で工数や期間の削減が見込める。吉田泰己・企画官は「調達期間を1カ月程度に短縮できる」と説明した。
(2月19日・2003号掲載)

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