Special Feature

【2023年 新春インタビュー】キヤノンマーケティングジャパン ITSビジネスの伸びに確かな手応え

2023/01/09 09:00

週刊BCN 2023年01月09日vol.1952掲載


――2023年は、4カ年中期経営計画の2年目に当たる。進捗具合はどうか。

 計画の重点の一つがITソリューション(ITS)事業の拡大だ。21年12月期のグループITS事業の売上高実績が2211億円だったのに対し、25年12月期は3000億円に増やす計画を立てている。22年1~9月までの9カ月のグループITS事業の売上高は前年同期比10%増と進捗に確かな手応えを感じている。
 
キヤノンマーケティングジャパン
代表取締役社長
足立正親

――ITS事業が伸びた背景は何か。

 半導体の供給不足でサーバー機材の調達がままならない逆風が吹くなかでも、業務アプリケーション構築やITサービスの価値を顧客から認めていただき、しっかり稼げたことが大きい。当社の法人向け事業セグメントは大きくエンタープライズ事業とエリア事業の二つに分けているが、とりわけ22年1~9月のITS事業のうちエンタープライズ事業が前年同期比15%増と大幅に伸びたことがビジネスを牽引した。

――エリア事業セグメントの状況はどうか。

 ここは、今中計で勢いをつけなければならない領域だと感じている。グループ会社で全国約160拠点を展開するキヤノンシステムアンドサポート(キヤノンS&S)が主に担っている中堅・中小企業向けのビジネスを伸ばすとともに、地場のビジネスパートナーとより一段と関係を深めていく。
この記事の続き >>
  • エリアビジネスの一層の加速

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外部リンク

キヤノンマーケティングジャパン=https://canon.jp/