Special Feature

NTT東日本 クラウド時代に必要なネットワーク

2016/12/14 15:52

週刊BCN 2016年11月14日vol.1653掲載

 パブリッククラウドの導入にあたって必ず課題となるのがセキュリティだ。もちろん、大手クラウド事業者のサービスは、一般的な企業のITインフラよりもずっと高い水準のセキュリティレベルを実現しており、最近では自社でシステムを運用するよりも専門的な事業者に任せたほうが安全という認識は広がっている。しかし、基盤となるインフラ部分のセキュリティは担保されていても、その上にユーザーが構築したアプリケーションには不安が残る。技術的な安全レベルとは関係なく、ポリシー上の要件としてインターネットから接続可能な領域に自社の資産を設置できないケースも多い。また、通信路としてインターネットを利用する場合、暗号化などの対策が講じられていれば情報の漏えいは防げるが、DDoS攻撃によってクラウド上のシステムが使用できなくなる可能性は否定できない。

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