Special Feature

「石巻スマートシティ」は進んでいるか 現地にみる“賢い都市”構築の進捗状況

2014/03/13 21:33

週刊BCN 2014年03月10日vol.1521掲載

 3年前の東日本大震災によって大きな被害を受けた宮城県石巻市に、ICT(情報通信技術)で都市を“賢く”する「スマートシティ」が誕生しつつある。市は、ITベンダーとともに、住宅での電力使用の効率化を図るエネルギー管理システムを構築しようとしている。実現すればかなりの効果が期待できるが、スマートシティの構築には課題も多い。今後、いかに「復興支援」から脱して「ビジネス」につなげるか──。市とITベンダーは答えを模索しているが、事業としての「石巻スマートシティ」の姿はまだみえてこない。とはいえ、ビジネス化に向けた取り組みは少しずつ進められている。震災から丸3年を迎えるこの時期に現地を取材して、石巻市が挑む「ITを駆使した新しい都市」の構築の動きをレポートする。(取材・文/ゼンフ ミシャ)

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