Special Feature

事務機器市場 活性化の条件は ~ニーズ変化の波にすばやく対応

2013/06/13 21:33

週刊BCN 2013年06月10日vol.1484掲載

 ここ3年の国内コピー・プリンタ市場の状況をみると、コピーベースのカラー複合機(MFP)が堅調な一方、シングルプリンタが依然として逆風にさらされている。他のITシステムと同じく、ユーザー企業は、運用管理の効率化やコスト削減を名目として、カラー複合機をメインに据えてオフィス内のドキュメント機器を集約化する基調にある。ただ、クラウドやスマートデバイスが普及したことによって、ワークスタイルは分散化する傾向にある。プリンタメーカーは分散化を追い風に、部門単位で配置できるプリンタベースの小型複合機の機種を強化するなど、巻き返しを図っている。最適配置と使い方のトレンドに応じた利用環境を整備する提案を行い、再びコピー・プリンタ市場が浮上する可能性は残されている。(取材・文/谷畑良胤)

続きは「週刊BCN+会員」のみ
ご覧になれます。

(登録無料:所要時間1分程度)

新規会員登録はこちら(登録無料)

会員特典

詳しく見る
  1. 注目のキーパーソンへのインタビューや市場を深掘りした解説・特集など毎週更新される会員限定記事が読み放題!
  2. メールマガジンを毎日配信(土日祝をのぞく)
  3. イベント・セミナー情報の告知が可能(登録および更新)
    SIerをはじめ、ITベンダーが読者の多くを占める「週刊BCN+」が集客をサポートします。
  4. 企業向けIT製品の導入事例情報の詳細PDFデータを何件でもダウンロードし放題!

関連記事

<プリンタメーカー座談会 2013>2013年は本格的な回復を目指す年になる!

BtoB体質への転換を打ち出すエプソン 新プリンタヘッドの投入で巻き返し

OKIデータ、プロフェッショナル向け新ブランド「MICROLINE VINCI」のカラーLEDプリンタ・複合機5機種

NEC、コンパクトサイズのA4モノクロページプリンタ3機種

「景気、落ちていない」、大塚商会の大塚社長が“コピー用紙観測”を披露