近年、外食業界では業務内容の専門化や人手不足、労務問題などによって、BPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)が進んでいる。もちろん管理や更新を一括で行うようなサービスも増えてはいるが、ツールはあくまでツールであって人の手による作業も多く残っている。今回はBPOが担っている業務領域を深堀しながら、DX化アプローチの余地について提示したい。
外食業界におけるBPOの実情
従来、集客や電話などの業務はアウトソーシングしなくても店舗や本部側で対応できていた。ところが、ここ数年でGBP(Googleビジネスプロフィール)やオウンドメディア/グルメ媒体の細かいメンテナンス、SNS、LINE、ネット予約調整、モバイルオーダーなど、行わなくてはいけない業務が一気に拡大し、そこに人手不足が追い打ちをかけ、BPOに頼らないと厳しい状態になっている。大手企業でも集客やシステムの運用が個人に依存しているケースは意外に多く、根が深い問題でもある。
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