前回の記事で挙げた三つめの顧客「パブリッククラウドのセキュリティ対策をしたい」には、クラウドネイティブな環境を保護するCNAPPがマッチする。CNAPPとは、「Cloud Native Application Protection Platform」の略で、クラウドネイティブアプリケーションの開発から運用まで保護する機能を指す。今回は、最近のパブリッククラウド市場の動向を踏まえてCNAPPが必要になるシーンを解説していく。
IDC Japanの調査では、パブリッククラウドの市場規模は2022年で約2兆円、26年に4兆円になると予想され、右肩上がりの成長が期待されている(出典:IDC Japan「国内パブリッククラウドサービス市場予測」、2022年9月15日)。しかし、最近は「オンプレ回帰」の動きも出てきた。「オンプレ回帰」とは、パブリッククラウドを利用したが使い勝手が悪く、一部または全部をオンプレ環境に戻すことである。
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外部リンク
SB C&S=https://cas.softbank.jp/
「The NIST Definition of Cloud Computing」(日本語訳)=https://www.ipa.go.jp/files/000025366.pdf