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ゆめみの内製化支援が売り上げの過半に、需要増の理由は?

2022/10/20 16:00

週刊BCN 2022年10月24日vol.1943掲載

 SIerのゆめみは、ユーザー企業の“内製化支援”ビジネスを売り上げ全体の過半にまで拡大している。ユーザー企業にとっての顧客接点となる領域を中心に、内製化の動きが活発化。ゆめみはユーザー企業の内製化組織の構築から技術的な助言、デジタル人材の採用に至るまで総合的に支援することで支持を集めている。ゆめみの昨年度(2021年12月期)売上高は内製化支援が成長エンジンの役割を担うかたちで前期比で2割伸びており、「本年度も同様の高い成長を見込む」(片岡俊行代表取締役)と意欲を示す。
 
片岡俊行 代表取締役

 内製化の需要は、一般消費者向けのスマートフォンアプリや各種ウェブサービスといったユーザー企業とその先の顧客の接点となる領域が多くを占める。顧客接点はライバル企業との競争に常にさらされている領域で、「エンドユーザーは少しでも使い勝手が悪いと感じるとすぐに使わなくなったり、他社に移ったりしてしまう」(同)リスクと直面している。

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