KDDIは2018年1月からLTE-Mサービスの提供を開始した。また同時にIoTデバイスのPoC(Proof of Concept、概念検証)でLTE-M機能を容易に使えるよう、トリリオンノード研究会とメンバー企業・団体の協力の元、「LTE-Mリーフ」を2018年から提供開始し、IoTを構築する開発者側の負担を軽減するための支援も積極的に行っている。
データ通信用のアンテナは基板上に実装されており(技適取得済)、外付けアンテナは不要。開発の課題であった、小型化に伴う通信性能への影響は、アンテナベンダーと設計・評価を行い、KDDIのスマートフォン向け基準の同等以上の通信性能を達成している。また、SIMカードはKDDI網に対応したソラコムのLTE-Mサービス「SORACOM Air for セルラー」のnanoSIMカードタイプが利用可能だ。
米国ワシントン州Western Washington University、Manufacturing Engineering専攻を卒業後、2006年、富士通に入社。モバイルフォン事業本部で携帯電話、スマートフォン、タブレット端末の回路・基板設計、試作・量産ラインの立ち上げに従事。15年、KDDIへ転職。現在、サービス技術部で、LTE-Mや新規技術を活用したサービス・プロダクトの企画・開発を担当。
KDDIは2018年1月からLTE-Mサービスの提供を開始した。また同時にIoTデバイスのPoC(Proof of Concept、概念検証)でLTE-M機能を容易に使えるよう、トリリオンノード研究会とメンバー企業・団体の協力の元、「LTE-Mリーフ」を2018年から提供開始し、IoTを構築する開発者側の負担を軽減するための支援も積極的に行っている。