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トレジャーデータ、間接販売の比率が半数超 CDPと既存システムの一体運用が増加

2022/09/15 16:00

週刊BCN 2022年09月19日vol.1939掲載

 トレジャーデータは、主力のカスタマーデータプラットフォーム(CDP)について、SIerなどビジネスパートナー経由の販売比率を高めている。顧客データを起点とした経営を重視するユーザー企業が増え、CDPと既存の業務システムを一体的に運用するケースが増加。既存システムとのつなぎ込みや、データ活用を進めやすくするSIの需要が生まれ、SIerが同社のCDPを取り扱う機会が増えていることが理由だ。本年度(2023年3月期)、ビジネスパートナー経由の販売比率は過半数を超える勢い。
(安藤章司)

 CDPは、デジタルマーケティングのデータ活用基盤として使われることが多く、同分野でトレジャーデータは国内トップクラスのシェアを持つ。製品の特性上、ユーザー企業のマーケティング部門が購入の意思決定権を持ち、販路は、直販かデジタルマーケティングに明るいベンダー経由での販売が多くを占めた。SIerが顧客経営層や情報システム部門に売り込みをかける一般的なITシステムとは様相が異なっている。

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トレジャーデータ=https://www.treasuredata.co.jp/