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キヤノンITソリューションズ、EDI-Masterクラウド版を11月に開始

2022/08/25 09:00

週刊BCN 2022年08月22日vol.1935掲載

 キヤノンITソリューションズ(キヤノンITS)は、EDI-Masterシリーズのクラウド版「EDI-Master Cloud」のサービスを今年11月から始める。企業の受発注を自動化するEDI(電子データ交換)ソフトのEDI-Masterシリーズは、これまでパッケージ版で販売していたが、「ユーザー企業先でEDIの専門的な知識をもった人員が慢性的に不足する」(EDIソリューション営業本部企画部企画課の綿貫聡氏)ことが課題になっていた。今回、SaaS方式での提供とすることで、ユーザーのEDI運用の負担軽減が期待されている。
 
EDIソリューション 営業本部 企画部企画課 綿貫 聡氏

 EDIはユーザーが自社でパッケージを導入する方式や、VAN事業者が提供するEDIサービスを利用する方式などがある。前者は業界で定めるEDIの手順や取引先ごとに異なるケースが多いデータ形式を変換するといった作業を、自社の業務に合わせて柔軟に行えるメリットがある一方、運用の負担が大きいことが課題となっていた。後者のVAN事業者にすべて任せるため運用は楽だが自由度が限定される傾向がある。

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外部リンク

キヤノンITソリューションズ=https://www.canon-its.co.jp