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<Interview>クラウドストライク 25のモジュールでセキュリティ強化 地方市場獲得へパートナーとの協業を重視

2022/07/07 09:00

週刊BCN 2022年07月04日vol.1929掲載

 クラウドストライクの国内事業が好調だ。セキュリティプラットフォーム「FALCON PLATFORM」上でEDR(Endpoint Detection and Response)など25のセキュリティモジュールを提供。容易にセキュリティを強化できる点が支持され顧客数、パートナーともに年々、増加している。2月にジャパン・カントリー・マネージャーに就任した尾羽沢功氏に、直近のビジネス動向や戦略を聞いた。
(取材/岩田晃久、日高彰  文/岩田晃久)

ポテンシャルが高い会社

ジャパン・カントリー・マネージャー就任の経緯を教えてください。

尾羽沢 お客様にとってセキュリティはもはやインフラの一つです。前職でシトリックス・システムズ・ジャパンの代表を務めていましたが、年々、お客様のセキュリティニーズが拡大しているのは実感していました。そういった中で、クラウドストライクから声が掛かり、エンドポイントセキュリティを中心に幅広いセキュリティ対策を提供できる点を魅力に感じ入社しました。
 
尾羽沢 功 ジャパン・カントリー・マネージャー

 入社後に感じたのは高いポテンシャルを持つ企業だということです。社員と話していても「製品力ではどこにも負けない」と言います。メーカーとして製品力に自信を持つことは最も重要なことです。お客様やパートナーに提案する際、製品説明をする前に「製品が良いことは分かっているから説明はいらないよ」と言っていただくこともあります。そういった面から今後、やり方次第ではより会社を大きく成長させられると思っています。

業績が好調に推移していますね。

尾羽沢 グローバルの2022年度(22年1月期)のARR(年間経常収益)は前年同期比65%増の17億3100万ドル、顧客数も同65%増の1万6325社となりました。直近の23年度第1四半期では1万8000社まで伸びています。日本法人は具体的な数字は公開していませんが、22年度は顧客数が同71%増、エンドポイント/契約センサー数が同56%増、チャネルパートナー数が同105%増と好調に推移しています。本年度も同程度の成長を見込んでいます。

 日本法人の従業員数も年々増加しており、現在では約100人となりました。さらに組織を強化するために本年度も積極的に採用を進め組織を強化します。

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外部リンク

クラウドストライク・ジャパン=https://www.crowdstrike.jp/