最小の労力で最大の成果を得られる場所を見つける
結論を伝えると、どこでテストをするかは「インパクトが大きく労力が少ない場所」から手を付けるべきである。例えば、1万人が通る場所で1%のCVR改善を行う場合と100人が通る場所で50%のCVR改善を行うのでは、どちらのインパクトが大きいのか。Webサイトの改善というのは短期的な効果ではなく一度改善すれば中長期で効果を見込める。そのため、改善率は少なくとも人通りが多い場所を改善した方が中長期のリターンは大きくなる。
もちろんインパクトは単純にアクセス数だけで考えるのではなく、いくつかの指標から成り立つ。特に、「訪問数が多い」「CVに近い」「離脱率が高い」「通過ユーザーCVRが高い」という四つの指標を用いてスコアリングした上でインパクトの高いページを優先順位付けすることが望ましいといえる。
ECサイトでいえば以下のような表を用いて改善優先順位の高いページを洗い出している。
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