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【スポーツ領域の新サービスに見るビジネス創出のポイント・2】コミュニケーションの支援にとどまらないサービス
2022/06/20 10:00
PLAYMAKERが誕生したきっかけは、創業者の三橋亮太氏が自らのプロサッカー選手としての経験から、選手とクラブのコミュニケーションを手助けしたいと発想したことである。選手とクラブにおけるコミュニケーションの支援は業界の課題解決のためには必要なことであるが、三橋氏の理念はコミュニケーションの支援にとどまらない。三橋氏の当初の想いは、選手が長くプレーできる環境を提供したいというところにあった。そのためには、普段の練習や体づくりなど、さまざまな検討要素がある。
さらに、プロ選手が良い環境でプレーするためにはセカンドキャリアの充実や、選手だけではなくクラブやサポーターなども影響する。それは、サッカーだけではなくスポーツ全般にいえることである。三橋氏の理念はスポーツ全体にまで広がっていたが、理念を語りすぎると当時のPLAYMAKERのサービス内容がぼやけてしまうという悩みがあった。そこで、三橋氏の想いとPLAYMAKERの事業ドメインを整理し、整合性を確認した。
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