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日鉄ソリューションズ 5カ年初年度は好調なスタート データ起点の経営革新の需要に応える
2022/01/13 16:00
週刊BCN 2022年01月17日vol.1907掲載
(安藤章司)
森田社長は「22年度に向けて“DXを本格的に展開する年”になる」と手応えを感じている。コロナ禍初期の20年度上期は、進行中だったプロジェクトが相次いで一時中止や延期になりDX需要の後退が懸念されたが、その後、急速にDX需要が盛り返した。需要の中核と捉えているのが、データ分析を起点とした経営革新で、同社では強みとする製造業や社会インフラ領域でのビジネス拡大を推し進めている。
今年度上期(21年4~9月)には、製造業向けDX関連サービスを集約したブランド「PLANETARY(プラネタリー)」を立ち上げたほか、直近では電力の小売業向けの電力取引・リスク管理サービス「Enepharos(エネファロス)」を22年5月をめどに始める。
Enepharosは、国内700社余りの電力小売りの登録事業者を対象に、電力取引価格の変動リスク管理システムをSaaSで提供するもので、金融工学で培ったデータ分析の知見を生かし、電力リスク管理のノウハウを持つアストマックスと協業して提供する。
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