その他
アイレット クラウドマネージドサービスでAzure対応 KDDIグループがマイクロソフトと関係強化
2022/01/03 09:00
週刊BCN 2022年01月03日vol.1905掲載
KDDIグループのクラウドインテグレーターであるアイレットは近く、米ラックスペース・テクノロジー(ラックスペース)と提携するクラウドマネージドサービスで「Microsoft Azure」に対応する。岩永充正社長が週刊BCNの取材に対して明らかにした。KDDIと連携してエンタープライズITのクラウド需要をより広く取り込む戦略の一環。さらにマイクロソフト製SaaSのインテグレーション案件のボリュームも増やし、成長の加速につなげたい考えだ。
(本多和幸)
KDDIとアイレットは2019年、ラックスペースと協業して同社のクラウドマネージドサービス「Rackspace」を国内で手掛けると発表した。翌20年5月、国内展開の第一弾として、AWSを活用したシステムの設計・構築から保守・運用までをサポートする「Rackspace Service Blocks for AWS」をリリース。21年6月には、KDDIの自社クラウドサービス「KDDIクラウドプラットフォームサービス(KCPS)」のメニューとして「Rackspace Private Cloud powered by VMware」を提供する体制も整えた。
Rackspaceは本来、マルチクラウド対応のマネージドサービスだが、国内では現状、AWSとKCPSという二つのクラウドサービスに先行して対応している状況だ。ここに近くAzureを加えることになる。KDDIとアイレットは当初から国内でもマルチクラウド対応を進めていく方針を示しており、予定通りの動きではあるが、Rackspace事業を本格的な成長軌道に乗せる起爆剤にしたいという思惑もある。
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