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サーバーワークス 高まるマルチクラウド需要に対応 韓国企業と合弁でGoogle Cloud専業会社立ち上げ
2021/09/22 16:00
週刊BCN 2021年09月27日vol.1892掲載
G-genはGoogle Cloudのリセール(請求代行サービス)、インテグレーション、運用代行や監視・障害対応のマネージドサービスなどを手がける。特徴的なのは、発足時からGoogle Cloudの最上位パートナーであるプレミアパートナーとしてビジネスを開始することだ。
このスキームが可能になったのは、サーバーワークスが韓国のクラウドMSPであるべスピン・グローバル(べスピン)と協業関係を結び、持株比率50%ずつの合弁でG-genを設立した経緯があるからだ。べスピンは韓国や中国、東南アジアなどを中心に事業を展開しており、Google Cloudの東アジア地域における有力パートナーの一社。プレミアパートナー認定を取得している。G-genはべスピンのリセールチャネルを利用することで、Google Cloudを5%割引で提供する。これは国内最安値レベルだという。
サーバーワークスの大石良社長は「単独では最初から5%引きという価格では出せなかった」と話す。G-genの案件ではべスピンのエンジニアが稼働する体制も整えるなど、協業のスキームをうまく構築することでプレミアパートナーとしての要件を満たした形だ。
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