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ゾーホージャパン 官公庁や金融業の大規模顧客開拓を本格化 東阪DC新設でデータの国内保管ニーズに応える
2021/08/26 16:00
週刊BCN 2021年08月30日vol.1888掲載
インドに本社を置くゾーホーの日本法人であるゾーホージャパンは、今年で設立20年目を迎えた。中堅・中小企業向けに提供しているSaaS型のCRMがヒット商材となり、富士フイルムビジネスイノベーションや船井総合研究所をはじめとする中堅・中小企業ユーザー市場で強力な営業力を持つビジネスパートナーが販路を支える。直近では約40社のビジネスパートナー経由での販売が全体の半分を占める。コロナ禍でSaaS型アプリの利用が増えたが、メジャーなSaaSアプリと連携可能なSaaSアプリとしてゾーホーのCRMなどが売れる好循環も生まれた。
ただ、早いタイミングでデータセンター(DC)を開設したインド本国や欧米市場では「中小企業から大規模ユーザーまでバランスよく獲得できている」(大山副社長)のに対して、国内では中堅・中小企業ユーザーの獲得が先行していた。とりわけデータを国内で保管したいとのニーズが根強い官公庁や自治体、金融業の顧客を開拓するには「DC開設が不可欠」(同)と判断し、2年がかりでDC開設の準備をしてきた。9月中に開業予定の東京と大阪のDCは、ゾーホーグループ全体で11、12番目となる。
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