その他
Chatworkとスターティアレイズ クラウドストレージ事業で合弁会社設立 外資ベンダーとは一線を画すシンプル路線で成長を狙う
2021/07/08 16:00
週刊BCN 2021年07月12日vol.1882掲載
一時は撤退も検討 合致した両社の思惑
「数年前から相手先を探していた」。スターティアレイズの古川征且社長は、2007年12月に開始したセキュアSAMBAの事業について、こう明かした。セキュアSAMBAは、従業員300人以下の法人顧客が全体の78.3%を占めており、特に従業員100人未満の市場で大きな存在感を発揮している。
しかし「スターティアグループ全体として、より収益性の高い事業や売り上げにつながる事業に注力するという方針があり、なかなかクラウドストレージ事業に注力しようという決断にはならなかった」と古川社長。「セキュアSAMBAがSaaSビジネスとして理解され、一定の関心を集めていたが、われわれ単体で伸ばしていくのは厳しく、撤退するか、どこかと組むかという二つの選択肢を考えたこともあった」と語る。
こうした状況の中、Chatworkとスターティアグループの両代表が昨年末から協業について模索を開始。マーケティングと開発体制の面で課題を感じていたスターティア側と、自社製品との親和性の高さや共通する顧客層に魅力を感じたChatwork側の思惑が合致し、「とんとん拍子」(古川社長)で合弁会社の設立が決まった。
続きは「週刊BCN+会員」のみ
ご覧になれます。
(登録無料:所要時間1分程度)
新規会員登録はこちら(登録無料) ログイン会員特典
- 注目のキーパーソンへのインタビューや市場を深掘りした解説・特集など毎週更新される会員限定記事が読み放題!
- メールマガジンを毎日配信(土日祝をのぞく)
- イベント・セミナー情報の告知が可能(登録および更新)
SIerをはじめ、ITベンダーが読者の多くを占める「週刊BCN+」が集客をサポートします。 - 企業向けIT製品の導入事例情報の詳細PDFデータを何件でもダウンロードし放題!
- 1