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クラウド型DWHの米スノーフレイク 国内のマルチクラウド対応を推進 クラウド移行でDWHデータ量が2.7倍に
2021/07/08 16:00
週刊BCN 2021年07月12日vol.1882掲載
クラウド型DWHの最大のメリットは、データの増加に伴ってコンピューター資源をほぼ無制限に拡張できることだ。スノーフレイクのクラウド型DWH「Snowflake」はクラウドの拡張性を生かし、数百ギガの小規模なデータからペタバイト級の大規模データまで自在に拡張・縮小できるだけでなく、従来のユーザー企業先に設置する「オンプレミス型のDWHと遜色ない処理スピードを発揮できる」(米スノーフレイクのジョン・ロバートソン・アジア太平洋・日本地域社長)ことが高く評価され、会社設立からわずか8年目の昨年秋に米本国で株式を上場するまで急成長した。
スノーフレイク日本法人の東條英俊・カントリーマネージャーは、「国内では依然としてオンプレミス型のDWHのユーザーが多く、クラウド基盤への移行はこれからが本番」として、オンプレミス主体のDWHベンダーからのリプレースを狙う。すでに日鉄ソリューションズやNTTデータ、伊藤忠テクノソリューションズ、クラスメソッド、電通国際情報サービスなど40社ほどのDWHに強い国内ビジネスパートナーと協業を進め、クラウド移行ビジネスを加速させていく。
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